【FFBE】明日から使えるFF小ネタその3
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)に登場しているナンバリングキャラの小ネタを紹介しています。今回はFF6の分岐イベント、マッシュルートについてです。
連載第3回
FF30周年記念日に全然違うゲームの宣伝がゲーム内に届いた挙句、特に理由もなくレア召喚チケットが1枚届いていた。な、何を言ってるか分からねえと思うが……(ry。
という何かモヤモヤする30周年記念は置いといて、いつも通りブログを書いていきましょう。今回はFF6の序盤の難所、分岐イベントからマッシュルートにまつわる小ネタです。
FFVIのネタバレを含んでいますので、未プレイの方はご注意ください。
そもそもマッシュルートとは
※この時点でのティナはバナンの勧誘を3回断ることでリターナーに加入しないことになります
オルトロスとの戦闘を終えた後、逃げたオルトロスを捕まえようとマッシュが急流の中に飛び込んでしまいます。案の定イカダに戻れなくなったマッシュは、ティナ一行と別れ単独でナルシェへ向かうことになるのでした。
道中、寡黙な暗殺者シャドウとドマ王国の侍カイエンの力を借り、謎の野生児ガウを仲間に加え、無事ナルシェに戻ることに成功します。
マッシュ、シャドウ、カイエン、ガウという一見すると関係の薄そうなこの4人ですが、実はこの4人には共通する1つのテーマが潜んでいます。
家族の問題
キャラ | 境遇 |
---|---|
マッシュ | ・両親が亡くなっている ・格闘術の師匠ダンカンが息子に殺されている |
カイエン | ・ケフカが毒を用いたことで妻子が死亡 ・家族が自分を遺して亡くなっている |
シャドウ | ・リルムの父親 ・作中でリルムに自身が父であることは絶対に告げない ・1周だけでは全イベントを確認できない |
ガウ | ・生まれた直後に父親に捨てられる ・仲間の計らいで父親と再会するも…… |
ロックルートがセリスと運命的な出会いをするのに対し、マッシュルートのメンバーの寄せ集め感ひどくね? と子供心に思ったものですが、この4人には「家族」あるいは「親子」という共通のテーマが用意されています。
世界崩壊後の専用イベントも家族に関するものが多く、マッシュルートのメンバーは家族関係に一物抱えたキャラの集まりだったわけですね。
マッシュの師弟イベント
マッシュは両親を亡くしており、実の兄に王位を譲って自身は格闘術の修行をしているモンクです。
兄弟子のバルガスと共に格闘家ダンカンに師事していたのですが、ダンカンが奥義をマッシュに継承することを機にバルガスがダンカンを殺害。北斗の拳かよとツッコミたくなる格闘家の継承問題が勃発します。
バルガスはダンカンの息子であり、親を亡くしているマッシュにとって師匠兼父親であるダンカン殺しは見過ごせるものではなく、2人の勝負は奥義「爆裂拳」によって勝敗を決します。
カイエンの妻子イベント
カイエンはドマ国に仕える侍で、帝国軍の侵攻に対し籠城戦の構えで防衛に徹していました。
ドマ国侵攻を指揮していたレオ将軍が帰国するのを機に指揮権はケフカに移り、ケフカが水源に毒を流したことからドマの人間の大半は毒死し、ドマ国王やカイエンの妻子も命を落とします。
シャドウの娘イベント
ビリーとクライドという2人の盗賊が、列車強盗団シャドウとして日夜活動を続けていました。しかしある時ビリーが盗みに失敗をしてしまい、重症を負います。
捕まって拷問を受けるくらいなら自分を殺してほしいと懇願するビリーに対し、クライドはトドメを刺すことができず一人逃げ出すのでした。
その後サマサの村で自身を介護してくれた女性と恋に落ち、リルムが生まれます。しかしクライド自身は親友を見捨てた自責の念から幸福を遠ざけ、自らをシャドウと名乗りあてのない放浪の旅に出ます。
イベント | 発生条件 |
---|---|
シャドウの夢1 | シャドウをメンバーに入れて宿屋に泊ると25%の確率で発生 |
シャドウの夢2 | 1を見た後にシャドウをメンバーに入れて宿屋に泊ると25%の確率で発生 |
シャドウの夢3 | 2を見た後にシャドウをメンバーに入れて宿屋に泊ると25%の確率で発生 |
シャドウの夢4 | 3を見た後にシャドウをメンバーに入れて宿屋に泊ると25%の確率で発生 |
リルムの悪夢 | 魔大陸でシャドウを救出せず、獣ヶ原の洞窟をクリア |
シャドウの悪夢 | 魔大陸でシャドウを救出し、獣ヶ原の洞窟をクリア |
ガウの父親イベント
マッシュとガウをメンバーに入れた状態で精神が崩壊したある老人に会いに行くと、マッシュがこの老人こそがガウの父親だと気付き2人を再会させるイベントが発生します。
しかし老人は「自分に息子はいない」「妻が腹からモンスターを産んだ悪夢をよく見る」「産まれたのは化け物」「悪魔の子」とガウが目の前にいるにも関わらず呪詛の言葉を吐き続ける始末。
そんな父親を見てもガウは父親が生きているだけで、会えただけで満足だと言って老人の家を後にするのでした。このイベントはパーティメンバーが多い程面白くなるので、終盤に発生させましょう。
キャラ | 父親イベントにおける各キャラの行動 |
---|---|
ティナ | ガウのコーディネートに迷うという女性らしさを垣間見せる |
セリス | 同上 |
カイエン | 選んだ帽子のセンスが悪いと言われ「これのどこが扇子でござるか!?」と天然ボケをかます |
セッツァー | 自分と同じ服をオーダーメイドしてガウに着せようとする |
ロックとエドガー | 互いのファッションセンスが真逆なので喧嘩を始める |
シャドウ | 親子の再会がいたたまれないのか、不自然な姿勢で常に隠れている |
おまけ
上の画像の説明のところで「※この時点でのティナはバナンの勧誘を3回断ることでリターナーに加入しないことになります」という一文を入れたので、せっかくならこのネタも紹介しましょう。
バナンの勧誘を受けるとリターナーに加入し「ガントレット」が入手できます。バナンの勧誘を3回断るとリターナーに加入せず、代わりに「源氏の小手」が貰えます。
加入する場合は「協力」として両手持ちの効果を持つガントレット。加入しない場合は「離別」として二刀流の効果を持つ源氏の小手が貰えます。ガントレットは2つの意味で「手を合わせる」わけですね。
まとめ
マッシュルートのメンバーは女っ気がないしケアル使えないしで、子供の頃はあまり好きではありませんでした。必殺技のコマンド入力や、暴れるの回収もよく分からないくらい幼かったので。
でも今見返してみると、家族というテーマの元に集められた4人であったことなどが分かりますし、カイエンの家族が毒で亡くなった話をシャドウはどんな心境で聞いてんだよ……と色々考えてしまいます。
また、列車強盗というシャドウの背景を考えると魔列車の冒険も思うところがあるでしょう。知れば知る程、考察のしがいがあるメンバーでしたね。
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