【FFBE】FFシリーズの隊列について
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)で最近ギミックの1つとしてなりつつある「隊列」についての話です。FFBEで実装されている隊列ギミックと、歴代シリーズでの仕様について記載しています。
隊列に依存するギミックが増えつつある
右下。右下。右中。左上。右下。右上。右中。……エクスデスがホワイトホールを撃つ位置を記録し始めて数時間。特定ステータスが高いキャラを狙うなど様々な仮説を立ててみましたが、どうも引きつけ率無視の隊列依存攻撃であるようでした。
聖霊殿エルティラやネオエクスデスなど隊列に依存するギミックが増えてきたということで、今回は歴代シリーズにおける「隊列」の話です。前々から生放送でも触れられている隊列ですが、一体歴代シリーズではどのようなシステムとなっているのでしょうか。
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FF1
FF1の隊列は、上下のみ影響します。隊列の上の方のキャラが狙われやすく、下の方のキャラは狙われにくいという仕様です。FFBEで言うところの引きつけ率のようなものですね。
そのため、上の方にはHPが高めで重装備が可能な「戦士」などを配置し、下の方には体力面に不安が残る「黒魔術士」や、戦闘不能になった瞬間に戦線が崩壊する「白魔術士」などを配置するのが定石となっています。
FC版に限り、上配置の2人は幸運の値が16以上だと確定で逃走に成功するという仕様があります。
FF2
FF2の隊列は、前後方式が採用されています。後列に下げると敵の物理攻撃を一切受けつけませんが、弓以外では物理攻撃を当てられなくなります。魔法を重点的に伸ばす弓使いを後列に回すのがおすすめです。
敵から攻撃を被弾しないとHPや回避率の伸びが悪くなるので、弓使いであっても定期的に前列に出して育成しないといけません。そして、全員を後列に回すことはできません。
FF3
FF2と同じく前後方式ですが、後列に下げても通常の武器でダメージを与えられるようになりました。敵の物理ダメージが抑えられる代わりに、こちらの物理ダメージも弱化してしまうという魔法職用のポジションです。
また仕様かは不明ですが、上下に並んだ時の2番目と3番目のキャラがやたらと狙われます。なので「物理職・魔法職・魔法職・物理職」という風に並べて真ん中2人を後列に下げると狙われ率の高いキャラの被ダメを抑えられて効率的です。
全員後列という隊列も可能で、魔法職4人で挑戦することが推奨される強制ミニマムダンジョンなどで有効です。前列に誰も立ってないのに後列も何もないのでは? というのはツッコんではいけないところ。
FF4
前列/後列の従来通りの仕様ですが、前3/後2か前2/後3のジグザグしか組めません。前列4人というような攻撃的な隊列は不可能です。とはいえ、物理職や魔法職が4人以上同時にパーティに加わる場面はほとんどありません。
先制攻撃時など複数人のATBゲージが満タンな状況では、上の方にいるキャラが優先的に行動できます。また、中央に配置しているキャラには命中率/回避率にボーナスが付与されます。ローザを中央配置にして「ねらう」を使うと命中率がオーバーフローでもしているのか外れる可能性があります。
GBA版では全武器後列不可という仕様があり、たとえ弓でも後列であれば威力が落ちます。GBA版にはバグ修正版という後期出荷ROMが存在するのですが、こっちは全武器後列可能という仕様になっており、前列のメリットが全くありません。なんでこーなるの。
FF5
FF5は前列/後列のみの区別です。前列に物理職、後列に魔法職を配置しましょう。鞭や竪琴、弓やベルなど、装備種が増えた分後列可能武器も増えたため、後列からでも物理攻撃にガンガン参加するジョブがいくつかあります。
スマホ版FF5では前列/後列に加えて上下の概念も加わります。一番上にいるキャラが狙われやすく、一番下のキャラが狙われにくい。初期配置ではバッツの被弾率が高く、ファリスの位置が一番安全ということですね。
青魔道士を被弾率の高い先頭に配置して、ラーニングをしやすくするといったテクニックが生まれました。
FF6
FF6も前列/後列の配置ですが……味方全員がいくらでも攻撃魔法を修得できるFF6では前列のメリットはあまりありません。
物理攻撃であってもアビリティならば隊列の影響を受けないため、必殺技を放つマッシュや必殺剣を使うカイエンなど、ゴリゴリの物理アタッカーも後列配置で大丈夫です。
敵が前方と後方から襲いかかる「はさみうち」という状況が実装されました。強制的に全員が前列扱いにされ、敵に背後から攻撃されると被ダメが激増します。他のFFシリーズではそう多くは見られない仕様ですね。
FF7
FF7も前列/後列の配置です。後列だと物理火力が半減してしまうものの、ユフィとヴィンセント、そしてバレットの一部の武器は後列からでもダメージが落ちません。敵のダメージ軽減の恩恵だけを受けられるため、この3人は継戦能力が高めです。
しかし被ダメが減るとリミットゲージの溜まりが悪くなるので、後列だからと言ってメリットばかりとは言えません。リミット技の使用回数によって次のリミット技を習得できることもあり、育成の段階ではあえて前列に出すのも一つのテクニックでしょう。
エアリスは前列用の武器種ですが、パーティ加入時の初期配置が後列になっています。力の伸びが悪く魔力の伸びが優秀なので、魔法アタッカーにしろというお達しでしょうか。
FF9
FF9も前列/後列の配置のみです。FF9のパーティメンバーはそれぞれ前衛用、後衛用とハッキリ分かれているので物理職は前列、魔法職は後列に配置するのがおすすめです(クイナは後衛向きの両対応)。
アビリティ「忍者の教え」を習得すると、後列からでも前列と同等のダメージを与えられます。またアビリティの与ダメは隊列の影響を受けないため、アビリティ主体で戦うボス戦などは全員後列でも大丈夫です。
まとめ
FFBEにも隊列、と言うより配置場所に依存する攻撃が導入され始めました。大半のアタッカーは事前準備を済ませてから本領を発揮するのですが、準備中に戦闘不能にさせられてしまうというケースが多発しています。攻撃が飛んできにくい配置を確認して安全を確保しないといけませんね。
特定の位置に攻撃が飛んできやすいという仕様そのものはまあいいのですが、狙われ率の一番高い箇所をフレンドの所にされるのは厳しいですね。味方だったら装備や耐性を調整できますが、フレンドだと細かい調整が難しいので。
旬を過ぎると即死耐性を装備したアタッカーというのも設定されなくなると思いますし、ネオエクスデス戦は早めに済ませておいた方がいいかもしれません。フレンド枠が5つに増えた分探すのも大変なので、「即死耐性を付いているキャラ」みたいな検索機能が欲しいですね。
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