【FFBE】DQ11キャラ紹介
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)で実装された勇者イレブン、カミュ、ベロニカ、セーニャの原作紹介です。原作での戦闘能力やちょっとした小ネタなどを紹介しています。
DQ11キャラ紹介
今回はDQ11のキャラ紹介です。と言ってもDQ11S発売直前ということもあり、購入予定の方には極力ネタバレを知らずに楽しんでもらいたいこともあるので簡単な触り部分と戦闘面での役割だけ紹介します。
それでも内容には多少触れてしまうため、DQ11のネタバレを含みます。DQ11をまだプレイしていない、DQ11Sを購入予定であるという方はご注意ください。
勇者イレブン
勇者イレブンはDQ11の主人公です。イレブンという名前ですがDQシリーズでは明確な主人公名は定められていないので、プレイヤーが任意の名前を付けて問題ありません。
勇者の肩書きを持つDQの主人公はDQ4以来であり、FC時代から実に27年ぶりの勇者主人公です。6も勇者の素質は備えているものの、6は王子の肩書きが前に出ている上に勇者にならずにクリアもできるので。
パーティメンバーの中では最年少である16歳で、奇しくもDQ3の主人公が旅に出た年齢と同い年。ロトシリーズ既プレイヤーにはおっと思わせる要素の一つです。
戦闘能力
勇者イレブンは歴代主人公の中でも珍しく剣しか装備することができません。盾と両立できる「片手剣」と、盾を持てないが威力の高い「両手剣」のどちらかを装備して運用します。
片手剣の特徴
盾を装備できるため耐久力に秀でたスタイルです。作中で入手できる勇者のつるぎが片手剣であることもあり、片手剣でゲームを進めた方が多いかもしれません。
扱える属性が豊富な上に全体攻撃も多く習得するため、敵全体に対する高い殲滅能力を誇ります。敵の耐性などを把握していれば適宜最適な属性で攻撃することで高い与ダメを狙えるテクニカルな戦法が得意です。
両手剣の特徴
盾を持てないので耐久力に難がありますが、ゲームが進むにつれて片手剣とはどんどん火力差が開いていくスタイルです。前衛キャラなので素のHPが高く、また鎧や兜も高性能なものが装備できるので耐久力を補えないわけではありません。
最終的に単体の敵への火力はパーティ内でも1,2位を争う程に高くなるので、主人公は火力が命! という方は片手剣よりも両手剣がおすすめです。
回復能力
味方全体のHPを全回復させる「ベホマズン」に、味方1人を蘇生させる「ザオリク」を習得できるので本職のヒーラー顔負けの回復能力を有しています。回復呪文を習得するキャラの中では最も素早さの伸びが良いため、パーティや冒険の時期によってはヒーラー運用が視野に入る程です。
ただしベホマとベホマズンは覚える選択肢が存在するだけで、必ず覚えられるわけではありません。回復呪文よりも攻撃性能を重視した育成をする場合は習得が遅れる、あるいは習得しないまま冒険を終える可能性もあります。キャラの育成自由度が高い点もDQ11の面白さです。
器用万能か器用貧乏か
攻撃面でも回復面でも一流の性能を誇るものの、その全てをこなそうとすると途端に器用貧乏になるのも特徴的です。例えばMPの伸びは本業の呪文職よりも悪く、ヒーラーとして運用するといざという時に息切れしているかもしれません。
火力を伸ばすと盾を持てず耐久力が犠牲になることもあり、やはりどこかに穴を作ってしまいます。火力も耐久も回復も……と全てに手を伸ばすと微妙な性能になるので、不得手な分野は仲間に任せて特定の分野に特化させるのがおすすめです。
カミュ
カミュはDQ11において最初に仲間になるパーティメンバーです。あえて他作品で例えるなら離脱しないキーファ、もしくはポップ。盗賊として世界中を回った経験から旅慣れしていない主人公を先導する役割を担います。DQ6から続く最初の仲間は物理職の法則に伴い物理特化の性能をしています。
盗賊という背景とぶっきらぼうな口調とは裏腹に、根は真面目で優しく他人思いな性格です。勇者や王族など錚々たる肩書きのメンバーが揃う中で時折自身の出自を悩むことがありますが、それでも最初期から勇者と共に歩んできた「勇者の相棒」として世界を救う大立ち回りを演じます。
戦闘能力
職業は盗賊。前衛職ではありますが戦士や武闘家などと比べるとやや火力が低く、火力よりも敵からアイテムを盗むことやブーメランなどを用いた範囲攻撃に長けています。パーティ内最速の素早さから繰り出される範囲攻撃は通常の戦闘で無類の強さを誇るでしょう。
装備武具種は「短剣」「片手剣」「ブーメラン」の3種。盗賊ゆえの軽装で盾などは装備できません。最終的にスキル「ぶんしん」を習得すると次のターンに3倍のダメージを叩き出せるようになり、パーティ内最高火力の物理アタッカーに大成します。
短剣の特徴
敵を攻撃しつつ睡眠状態にする「スリープダガー」を筆頭に、敵を弱らせながら戦う盗賊らしい絡め手を得意とするスタイルです。カミュの最重要スキル「二刀の心得」を習得する最短ルートなので最もおすすめです。
火力はやや低めですが、眠り/混乱状態の相手に6.2倍のダメージを与える「ヒュプノスハント」を使うことでダメージ面でも貢献できます。スリープダガーで眠らせても他キャラの打撃で起こしてしまいヒュプノスハントに繋げられないのはカミュあるある。
片手剣の特徴
カミュの火力を伸ばしやすいスタイルです。片手剣自体の攻撃力が非常に高く、スキルも「心眼一閃」があるため盗賊でありながらバトルマスター級の物理火力を叩き出せます。
カミュは会心の一撃発生率が高く、両手に2本の剣を持ってはやぶさ斬りを放つだけでメタル狩りに役立ちます。もちろんダメージソースとしても十分です。
ブーメランの特徴
ブーメランは全体攻撃ができる武器です。範囲攻撃による複数敵の殲滅を得意としますが、従来のシリーズよりも命中率が低めに設定されているため序盤のうちは思うような効果は期待できません。
命中率の問題が解消される終盤は大化けし、一転してカミュの最大火力候補に上がります。ブーメランを両手に2本装備しての攻撃は複数体の敵に一気にダメージを与えられるため2体以上敵が出現した時に真価を発揮するでしょう。
大器晩成型の高速アタッカー
中盤までは使用する武器や育成方針によって様々な運用方法が想定されますが、最終的には「分身」を用いたパーティ内最高物理火力の保持者として活躍します。つくづくキーファが最後まで残っていたらこうなっていたんだろう感があります。
ただ盾を持てないことによる耐久力の低さに加えてHPも中盤以降は伸び悩むため、物理職の中ではやや柔らかい位置に落ち着きます。また瞬間火力は圧倒的ですが分身で1ターンの準備期間を必要とするため他キャラが霞んで見える程ダメージが出る、というわけでもありません。それでも高いことに変わりはありませんが。
ベロニカ
ベロニカは3番目に仲間になるパーティメンバーで、魔法使いの職業に該当するキャラです。ベロニカが姉でセーニャが妹。双子姉妹で姉が魔法使い、妹が僧侶という点はDQ4のマーニャとミネアを連想させます。
自らを「天才魔法使いのベロニカ様」と自称する自信家で、その明るさと威勢の良さからパーティのムードメーカーを担います。それでいて目上の人への接し方を弁えている部分もあり、締めるところは締める誠実さを持ち合わせています。
戦闘能力
物理攻撃力や耐久力に劣る代わりに魔力とMPが高い、典型的な魔法使いタイプです。しかしその魔力の高さは歴代魔法キャラの中でも頭二つ飛び抜けており、加入時点から圧倒的なダメージを叩き出します。
MPがなくなると戦力がガタ落ちするのは魔法使い特有の弱点なので仕方ありませんが、MPが続く限りは出現した敵を一撃で殲滅することも可能な程優秀です。またルカニとバイキルトを両方習得できるので補助性能も目を見張ります。
両手杖の特徴
MPや魔力がよく伸びる、魔法使いらしい戦闘スタイルを目指すなら両手杖がおすすめです。長所を伸ばすことで魔法攻撃に磨きをかけましょう。
不得手な回復系も可能になるので汎用性も広がります。
ムチの特徴
魔法使いだけど物理火力も伸ばしたい、という方におすすめするのがムチです。素の攻撃力は確かに低いものの、重点的に鍛えることでMPが切れてもある程度の火力は叩き出せます。
序盤からムチに特化して育成すれば前衛に引けを取らない物理火力を手に入れるので、MPはルカニやバイキルトなどの補助に回し純粋な物理アタッカーとしての活躍が期待できます。とはいえ、ムチをメインにすると終盤はやや物足りないかもしれません。
高火力で敵を殲滅する重火力キャラ
単体の敵に対しても複数の敵に対しても絶大なダメージを出せる非常に火力の高いキャラです。当然マホカンタに対しては無力なので何も考えずに上位魔法を撃ち続けているだけではいけません。
味方と連携すれば極大消滅呪文「メドローア」や、マダンテを超える「クロスマダンテ」を撃てるなど演出も派手で見ていて飽きません。
セーニャ
セーニャは4番目に仲間になるパーティメンバーです。能力的に設定的にも僧侶に該当しますが、ベロニカとは異なり自身を僧侶と称することはありません。
非常に天然かつのんびり屋な性格で、イメージカラーから最初はサマルトリアの王子と似た印象を受けます。全然違うことを考えていて人の話を聞いていないといったおっとりしすぎな描写が目立つものの、心に刻んだ意志は固く主人公を守ることに関しては一切のためらいがありません。
戦闘能力
職業は僧侶で、味方の回復を担当するキャラです。ベホマ、ベホマラー、ベホマズン、ザオリクを全てレベルアップで習得するポテンシャルの高さから、歴代最強の回復役かもしれません。
ただ素早さがやや低めであり、回復が必要な場面で敵に先手を許してしまう恐れがあります。緊急時の回復はセーニャに任せすぎず、主人公自ら回復に出る立ち回りも必要です。
スティックの特徴
スティックを主な武器にする場合、回復能力や耐久力に磨きがかかります。特にMPに関するスキルは優秀で、回復役にとって最も致命的なMPの枯渇を防ぎやすく成長します。
回復役としての役割に特化させたい場合はスティックを使いましょう。
槍の特徴
回復や補助の必要がない時に攻撃に加わることができるスタイルです。槍に特化すれば火力はギリギリ前衛を張れる程度まで伸びますが、素早さが低く範囲攻撃に乏しいので殲滅能力に欠けます。
まああくまで回復役なので攻撃能力に特化させたところで……というものありますが。時間制限のある戦闘で早期に敵を倒す必要がある場合など、セーニャの火力が高いことで攻略しやすくなる状況があります。
パーティ中最高の回復魔力を誇る
セーニャはパーティメンバーの中で回復魔力が最も高いため、非常に回復に特化した性能を誇ります。シリーズの僧侶キャラがやや重装備可能な例に漏れず、セーニャは防具が充実しているので耐久力も高めです。
後は素早さの低ささえ解消されれば……。いっそ開き直って後攻回復役とするのも戦法として有効かもしれません。ちなみにパーティ内に回復役はセーニャしかいないわけではなく、主人公やFFBEに実装されていない他のキャラでも可能です。
まとめ
キャラごとに基本的な能力は決まっているものの、使用する武器や育成方針によって異なる戦法を展開できるのがDQ11の特徴です。周回プレイをして、1週目とは異なる武器をメインに使ってみるというのも面白いですよ。
DQ11単作品で見ても十分楽しめますが、DQ3を始めとする過去作品を遊んでいると2割増しで楽しめます(ぞう社比)。DQ11S発売までに余裕があればDQ3のプレイもおすすめします。
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