【FFBE】エアリス/レッド13原作比較
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)のエアリスとレッド13の原作比較をしています。ステータスやアビリティの効果、戦い方から原作との差異を見ていきましょう。
原作比較
FF7新キャラ | |
---|---|
エアリス | レッドXIII |
FF7の世界では武器や防具に小さな穴が空いていて、そこにマテリアというアイテムをはめることで特殊なアビリティが使用可能になります。
「ほのお」のマテリアをはめればファイアを唱えられるようになる、という感じです。そのため、たとえ使用キャラが変わっても同じマテリアを使えば似たような使用感で動かすことができました。
そのため、FF7においてキャラに役割というものはありません。しかしFFBEでは明確に物理アタッカーとしてレッド13、ヒーラーとしてエアリスが実装されました。
そこで今回は原作のどのような部分に焦点を当てられ、FFBEのキャラ性能に反映されているのかを簡単に確認してみました。FF7のネタバレを多分に含みます。
エアリス
リミット技
アビリティ名 | 性能 |
---|---|
癒しの風 | 【原作】 味方全体のHPを回復 |
【FFBE】 味方全体のHPを回復+全状態異常を解除 |
|
邪気封印 | 【原作】 敵全体に沈黙/ストップを付与 |
【FFBE】 敵全体に沈黙/ストップを付与+精神デバフ |
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大地の息吹 | 【原作】 味方全体のステータス異常を解除 |
【FFBE】 味方全体に全ステータスデバフ耐性+HPバリア付与 |
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怒りの烙印 | 【原作】 エアリス以外の味方のリミットゲージを最大まで上昇 |
【FFBE】 自身を除く味方全体の攻撃110%バフ+LBゲージ500上昇 |
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星の守護 | 【原作】 味方全員が一定時間無敵状態になる |
【FFBE】 味方全体に被ダメ30%軽減+HPバリア付与 |
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生命の鼓動 | 【原作】 味方全員のHP&MPが全回復+戦闘不能者を蘇生 |
【FFBE】 味方全体にアレイズ |
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大いなる福音 | 【原作】 味方全員のHP&MPが全回復+一定時間無敵になる |
【FFBE】 味方全体のHPを全回復+戦闘不能者を蘇生+全状態異常を解除+全ステータスダウン状態解除+リレイズ付与 |
全体的に、高い再現率を誇ります。どちらかと言うとFFBE版の方が強いことが多いですね。
「大いなる福音」や「星の守護」による無敵状態とは、文字通り無敵です。敵からダメージを受けません。カンストする攻撃も防御無視攻撃も、一律で0ダメージです。
流石にFFBEにおいてダメージ0という仕様は強すぎるのか、ダメージ軽減などの形として実装となったようですね。
ステータス
原作
力 | 体力 | 素早さ | 魔力 | 精神 | 運 |
---|---|---|---|---|---|
低 | 低 | 中 | 高 | 高 | 中 |
FFBE
攻撃 | 防御 | 魔力 | 精神 |
---|---|---|---|
低 | 低 | 中 | 高 |
原作では典型的な後衛魔道士タイプです。エアリスが加入している期間は物理よりも魔法の方がダメージが伸びやすい時期なので、ラ系魔法や召喚魔法を使うことで主力アタッカーとなれます。
通常時は魔法で攻め、緊急時にはリミットブレイクの回復/補助でサポートに回るというのが主な立ち回りです。残念ながら物理攻撃による活躍が期待できず、初期設定の後衛配置となっています。
非常に打たれ弱いキャラなのですが、FFBEにおいてはヒーラーキャラの中ではHPが高めです。後発キャラなので当然と言えば当然ですね。力は原作でもFFBEでも低い設定ですが、本人曰く手持ちの棍で男性器をねじり切るくらいの力量はあるとのこと。なんてこった。
パッシブアビリティ
アビリティ名 | 背景 |
---|---|
古代種の末裔 | エアリスは「古代種(セトラ)」と呼ばれる種族の末裔です。 ある科学者によってセトラの血を残すためにレッド13との交配の危機に至ります。 |
スラムの花売り | エアリスの職業(?)です。ある自己紹介のシーンで言われるセリフですね。 ミッドガルでは花が大変貴重品なので、1本1ギルで売って生計を立てていました。 クラウドとの初対面も花を売るシーンです。 |
アイシクルロッジ生まれ | ミッドガルに住んでいますが、生まれはアイシクルロッジです。 雪国で、エアリスにまつわる様々な資料を確認することができます。 エアリスをここに連れて行くためにはサガフロワープが必要です。 |
二人の母の願い | 生まれと育ちの違いが異なるように、産んだ母親と育てた母親は異なる人物です。 いずれもエアリスを大切に思い、育てていました。それが狙われ率-50%となったようです。 |
確固たる意志 | エアリスが強い意志を示す場面はいくつかありますが、恐らく忘らるる都に行く場面のことを指していると思われます。 メテオによる星の崩壊を防ぐために、パーティから離脱しホーリーの祭壇へ向かうシーンです。 |
スラムに咲く花 | 貧民街におけるエアリスは、ちょっとした注目の的のようになっていたようです。 幼い子からは特に慕われていたようで、ディスク2以降特定のタイミングで教会に行くと……? |
星を救う想い | ホーリーを発動させたあの想いを指します。エアリスの想いが星に届き、エンディングを飾る最後の瞬間に繋がります。 FFBE的には「確固たる意志」の発動確率が1.5倍に。ある意味なるほどと思えますね。 |
いずれも、原作のエアリスを端的に示した面白いパッシブアビリティが揃っています。
二人の母の願いで狙われ率が下がる=生存率が上がるというのがユニークですね。原作を知っていると特に。
レッドXⅢ
リミット技
アビリティ名 | 性能 |
---|---|
スレッドファング | 【原作】 敵単体にダメージ |
【FFBE】 敵単体にダメージ |
|
ルナティックハイ | 【原作】 味方全体にヘイスト&回避率アップ |
【FFBE】 味方全体のバーストストーン上昇量アップ+1回分の分身付与 |
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ブラッドファング | 【原作】 敵単体にダメージ+自身のHPMP回復 |
【FFBE】 敵単体にダメージ+自身のHPMP回復+攻撃バフ付与 |
|
スターダストレイ | 【原作】 敵全体に10連続ダメージ |
【FFBE】 敵全体に10ヒットダメージ |
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ハウリングムーン | 【原作】 自身にヘイスト+バーサク+攻撃力アップ付与 |
【FFBE】 敵単体にダメージ+LBゲージ上昇+特定アビリティの威力アップ |
|
アースレイヴ | 【原作】 敵全体に5連続ダメージ |
【FFBE】 敵単体に10ヒットダメージ+連続使用で威力が上昇 |
|
コスモメモリー | 【原作】 敵全体に大ダメージ |
【FFBE】 敵全体に一部防御無視ダメージ+火・風・闇属性耐性をダウン+3ターン「Tリミット」使用可能 |
レッドXⅢのアビリティは、ヘイストやバーサクをどうFFBEに落とし込むか色々と考えられた後がうかがえますね。
原作のFF7は基本的に9,999ダメージを突破することができないため、強力な一撃よりも低威力の複数回攻撃が重宝される傾向にあります(ヴィンセントを除く)。
そのため、1ヒットのコスモメモリーは最大技でありながら使い勝手が良くありません。FFBEでは次のターンにTリミットが解禁されるため非常に優秀な性能をしていますね。
ステータス
原作
力 | 体力 | 素早さ | 魔力 | 精神 | 運 |
---|---|---|---|---|---|
中 | 中 | 高 | 中 | 中 | 低 |
FFBE
攻撃 | 防御 | 魔力 | 精神 |
---|---|---|---|
高 | 中 | 低 | 中 |
原作のレッドXⅢは、よくも悪くも平均的な性格です。序盤はステータスが高く、性能の良いリミット技もポンポン習得していきますが、終盤は伸び悩みます。
多段ヒットのリミット技をリミットレベル2で習得できる点が強く、また強力な専用装備がイベントで入手できるため、ディスク1の間は主力として活躍が見込めるでしょう。
FFBEではシタンをも上回る驚異的な攻撃値を誇っています。その分自己パッシブがやや控えめですが……。最近は両手持ちパッシブ100%はちょっと物足りませんね。
パッシブアビリティ
アビリティ名 | 背景 |
---|---|
長命な種族 | レッドXⅢは、見ての通り人間ではありません。 極めて寿命の長い種族であり、エンディングで500年後の様子が映る時にまだ存命中であることが確認されます。 |
またの名をナナキ | レッドXⅢとはサンプル名に過ぎません。本名はナナキと言います。 あるイベントで自分の名を名乗る時に「レッドXⅢまたの名ナナキ」と言うイベントがありますが、この時2週目プレイヤーが本名で遊んでいるとおかしなことになります。解体新書でも取り上げられた有名な小ネタですね。 |
ブーゲンハーゲンの教え | ブーゲンハーゲンとはコスモキャニオンに住む老人で、レッドXⅢが「じっちゃん」と呼んで慕っている人物です。 FF7の核心に至る様々な情報を持っており、作中では何度もお世話になります。人系の種族かどうかは若干怪しい。 |
戦士セトの息子 | セトとは、ナナキの父親です。ナナキは父のことを「戦から逃げた臆病者」だと認識して嫌っていました。 しかし、セトは逃げたのではなく、後方から里を襲うつもりだったギ族とたった1人で戦い続けていたという事実を知り、自身が戦士セトの息子であることに誇りを持つようになります。 「オイラは戦士セトの息子だ!」とナナキが宣言した瞬間、石となったはずのセトが落涙するシーンは個人的にFF7一番の名シーンです。 |
気高き心 | 同上。 |
未来を見つめ続ける者 | 一人称がオイラですし、幼い言動が目立つナナキですが意外にも思慮深く物事を冷静に捉える切れ者です。比較対象がバレットやユフィやシドだから余計に際立ちます。 自分なりに星の未来について考えを巡らせていて、自分にできることを精一杯やり遂げようと最終決戦に付いてきてくれます。 |
偉大なる戦士 | 戦士セトの息子に準じます。ちょっと似たようなパッシブ作りすぎでは? |
星を守りし一族 | ナナキ自身は幼く、怖がりで甘えん坊な一面を持ちます。 しかし自身が星を守る一族だと自覚した後は、果敢に星の危機(セフィロス)に立ち向かいます。 |
まあ、ぶっちゃけディスク2以降ちょっと影が薄いんですよね。ディスク1でナナキの背景を全て掘りきってしまうので、ディスク2のナナキがやる事と言えば「じっちゃんの所へ行こうよ」と言うくらいです。
ブーゲンハーゲンが文字通り生き字引きなので、パーティの問題をほとんど解決してくれます。ブーゲンハーゲンとのつなぎ役で終わってしまうナナキの不遇さよ。
エンディングのラストシーンはナナキとその子供で飾られるため、ある意味優遇されているような……でも中盤から一切見せ場がないし……。まあ、最悪仲間にしなくても問題ないユフィに比べれば扱いがいいのかもしれません。
まとめ
FF7のパッシブアビリティはなかなか面白い部分に着眼点が当てられていますね。ナナキの「戦士セトの息子」はカッコいい。エアリスの「星を救う想い」も感慨深いですねぇ。
そう言えば、リメイクFF7はアクションゲームになるという噂を聞きました。真偽はともかく、見た目は確かにアクションゲームみたいになりそうです。先行公開された映像がそんな感じでした。
大剣を振り回すクラウドはアクション映えしそうですが、魔道士系のエアリスや四足歩行のレッドXⅢは動かすのが難しいのでは? 最終的な着地点が楽しみです。
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