【FFBE】FFBEオリジナルキャラ紹介その12
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)のFFBEオリジナルキャラクターの紹介を掲載しています。今回は今や見る影もない程存在感が希薄な絆キャラ達についてです。
連載第12回
FFBEオリジナルキャラを紹介する連載、第12回は絆キャラ達についてのまとめです。
戦力としては全く役に立たない絆キャラ達ですが、FFBEの設定としてはかなりの偉人揃いということになっています。その功績が他のキャラの生き様に影響を与えている程です。
今回はそんな絆キャラに焦点を当てて、どのような活躍をした人物なのか多少脚色しながら書いています。気になるキャラがいたら、是非ご自身の図鑑を確認してみてください。多分、仲間にしたことのあるキャラばかりだと思うので。
ライザー
ライザーは、リコドキの作者に気に入られている絆キャラです。性能、トラマス、将来性、全てをネタにされています。
生前はグランシェルトの戦士でしたが「戦士としての才覚は人並み」と、公式設定でもディスられ気味です。しかし、才能こそなくとも努力と研鑽により、常に陣頭に立ち続けました。
最終的には戦場で壮絶な最期を遂げることになります。とにもかくにも「平凡/並」という言葉が似合うキャラです。
リーア
リーアは、見ての通り白魔導士です。FFシリーズにおける白魔導士らしさを追求するような格好をしていますね。
自国、敵国問わず傷ついた人を癒して回っており、彼女を称賛する声は敵味方問わず多かったようです。最期は戦場で流れ矢にあたり命を落とします。
死してなお人々を癒そうとする彼女の願いと、彼女に救われた者たちの感謝の想いが合わさり、ビジョン化するのでした。
トロン
トロンは、魔霊の森で黒魔法の研究に励んでいた黒魔道士です。研究に熱中するがあまり人との関わりを断っており、どことなくヘレティックに似ています。
引きこもり根性に拍車がかかりどんどん精神を病んでいったトロンは、強力な黒魔法を求める内に魔法の力を暴走させ命を落とします。
死してなお黒魔法への執着を忘れていなかったため、ビジョン化しました。レインに呼び出されて思う存分黒魔法を使える今の状況に大変満足しているようです。……ゾンビやん。
エルディン
エルディンは貧困家庭の出身で、誰もが平等に生きられる世界を求めて義賊活動を行っていました。金持ちから財を奪い、貧困者に再分配することで世間から支持されていたのです。
エルディン率いる盗賊団は徐々に規模を大きくしていきましたが、増えすぎた部下の中にはエルディンの志にそぐわない邪な者が現れ始め、暗殺されることとなります。
時代背景は不明ですが、グロムとアウラより前に活動していた可能性が高いです。
ボルグ
ボルグは、山奥で修行に明け暮れた修行僧でした。己の強さのみを追い求め、国家間の戦争にも関心を示さずただ修行を続けていたのです。
ですが、戦争の影響で故郷の村が襲撃されたことを機に豹変。修行僧としての慈悲の心を忘れ、戦場に足を踏み入れることとなります。
二重の極みとか使えそうな背景してますね。
ギムリー
ギムリーは、グランシェルト建国前からあの土地に住んでいた原住民です。しかし、グランシェルト王国が領土を広げるべく侵略してきたため、故郷を追われることとなりました。
クリスタルの力を使いこなすグランシェルトの民には適わず、グランシェルトへの強い憎悪の心を抱きながら自害します。その憎しみが世界に遺り続けたため、ビジョン化するのでした。
レーゲンと同じパーティに編成しにくいですね。
リーザ
リーザは、かつての偉人の功績を歌い広める吟遊詩人です。伝説の魔物や、それを倒した英雄の冒険録を伝え広げる彼女の歌は、ある日歌の元となった魔物の耳に届いてしまいます。
自身の恥を広めるリーザを憎んだ魔物は、リーザにサイレスをかけてしまいます。声を出せなくなったリーザは山彦草の存在も知らず、歌えなくなった自身に絶望して身を投げるのでした。
ビジョンとしてこの世に現れたリーザは存分に美声を披露しています。そりゃあ、戦闘不能になって復帰すると沈黙解けるからね。
シキ
シキは、何故か明鏡が使える侍です。明鏡、割と一般的に普及している技なのかもしれません。
侍らしく、最期は切腹という形でその生涯を終えます。切腹そのものは侍の責任の取り方として在るべき姿ですが、問題は子孫です。
シキの子孫は「僕もご先祖様みたいに腹切りたい!」というアホの子に育っています。吠丸で腹切っても焼灼止血して生き残りそうではある。
ミゼル
ミゼルは、孤児を集めて魔道士を育てているある国の出身です。この情報を見るに、恐らくセリアスと同じ国の同じ機関で育てられたものと思われます。
戦闘技術のみを教えられたミゼルは感情がほとんどなく、己の緑魔法で救った誰かから感謝の言葉を貰っても、その言葉に感情を動かすことはありませんでした。
最終的には自身の身を犠牲にして人を救い、その生涯を終えます。しかし、最期まで命の大切さを理解できなかったミゼルは自身が死ぬ瞬間ですら涙一つこぼすことはなく亡くな……え? じゃあビジョン化おかしくない?
ロナール
ロナールは、魔法と剣術両方を極める特異な民族の戦士です。いつぞやアンゼルムの項でも書きましたが、基本的にFFBEの世界は一点特化を良しとし、剣も魔法も両方……というのは世間的に受け入れられません。
そのため、世の中とは関わらず修行に徹していたのがロナールの民族です。しかし他民族との関わりを完全に絶っていたため、いつしかその民族は滅んでしまいます。
しかし、他民族の娘と結婚して上手いことやっているベティールを羨ましがる気持ちは消えず、その強い想いによってビジョン化することとなりました。
メル
メルは薬師の女性です。ある流行り病で家族が亡くなったところ、ある薬師に拾われる形で薬師の道を歩むことになります。
薬師として名を馳せた頃、新たな病気が世界に蔓延しそうになりました。その時、メルは自身の身体を実験体として差し出し、自身の命と引き換えに抗体を作り出すことに成功します。
自身の命と引き換えに多くの命を救ったその生き様は多くの薬師志望者に影響を与えました。シエラ遊撃隊に所属する薬師イルズもまた、彼女に憧れる薬師の1人です。
キャリー
キャリーは、武器製造の研究をしていた女性です。非力な女性や子供でも魔物から身を守れるように、という願いをこめて彼女は武器を作り続けました。
しかし、彼女の製作した武器は戦争の兵器として人を殺すために使われてしまいました。自身の武器が大量殺人に(間接的に)加担したことを嘆いたキャリーは、自身の研究資料を全て処分し機械の平和利用に生涯を捧げるのでした。
現在のディルマギアを中立国としているのはキャリーの思想が根強く、キリアンを始めとする多くのディルマギア国民に支持されています。ちなみに、キャリーの思想は少なくともミシディアまで広まっているようです。
モンタナ
モンタナは、自身の冒険を本にして世界に広める冒険家です。彼の記録「モンタナ冒険譚」は世界中で愛読されており、後にその本がヘレナという大冒険家を生むことになります。
基本的には少数民族の研究などをする「研究家」という立場ではあるのですが、研究のために暗黒大陸にまで足を踏み入れるような冒険をしているうちに体がどんどんたくましくなっていきました。
研究家のくせにムキムキな自身の肉体に、少なからずショックを受けていたようです。
まとめ
以上、絆キャラの紹介でした。絆キャラ全員を紹介したわけではないので、続きは別の機会に。
絆キャラの設定は割と作り込まれており、ストーリーイベントでポロっと名前が出てくることも少なくありません。ストーリーイベントは異界で再読不能なので難しいですが、一部のストーリーイベントはブログでも紹介しているので興味のある方は是非読んでみてくださいね。
……ところで、FFBEのニコ生で「絆キャラも増やしていく予定」だって言ってませんでしたっけ? 第1回か第2回くらいで。気のせいかな、図鑑埋めたいからずっと待ってるんだけどな。
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