【FFBE】ニーアオートマタ原作紹介
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)で現在開催中のレイドイベントに合わせて、ニーアオートマタの原作紹介を記載しています。簡単なストーリーやキャラの活躍を記載しているので、コラボ元の作品に興味を持っていただけると幸いです。
ニーアオートマタコラボイベント開催中
1年前の4月、虹率1%時代最後の排出キャラとしてニーアオートマタシリーズのキャラが実装されました。1年半の時間を経てイベントが復刻し、9/10よりニーアオートマタコラボレイドイベントが開催されています。
今回はコラボ作品の原作紹介回です。そもそもニーアオートマタってどんな作品なの? という話から、実装されている2BやA2、9Sはどういうキャラなのかという紹介をしていきます。
ドラッグオンドラグーン/ニーアゲシュタルト・ニーアレプリカント/ニーアオートマタのネタバレを一部含みます。物語の核心の部分は、こう、ふわっとさせますが、是非初見で遊んでいただきたい作品なのでご注意ください。
原作紹介ブログ | |
---|---|
FF3イベント暗黒の洞窟 | FF10ピックアップキャラ紹介 |
FF4ゴルベーザ四天王 | FF7古代種の神殿 |
FF7ダチャオ像 | FF6フィガロ城 |
ニーアオートマタとは?
ニーアオートマタ(NieR:Automata)は、2017年2月23日に発売したPS4のアクションゲームです。アクションゲームではあるものの、2D画面で弾幕避けをするシューティング要素や、画面に表示される文字を追ってストーリーを読むサウンドノベルの体をした部分もあります。
ストーリー上は「ニーアゲシュタルト/ニーアレプリカント」から8,000年くらい後の話に当たりますが、本編において前作の話はほとんど出てきません。ファンサービス的な立ち位置に近いため、前作を遊んでいなくとも十分楽しめるでしょう。もちろん、前作既プレイの方にはニヤリとできる要素も満載です。
アクション要素が苦手な方向けに難易度も4段階に分けられている上に、ある程度オートで敵と戦ってくれるモードもあるため普段アクションを遊んでいない方でもストーリーを堪能できますよ。
ストーリー
西暦5012年、エイリアンと呼ばれる異星人が地球を侵攻してきたために人類は月への退避を余儀なくされました。
そして西暦11945年、人類は地球を取り戻すべくアンドロイド兵士(2B達のこと)を地球に送り込み、異星人が作り出した兵器「機械生命体」との代理戦争を繰り広げていました。
プレイヤーは2Bを操作し、地球上に存在する機械生命体達と戦います。その過程で機械生命体とは何なのか。月にいる人類は何をしているのかなど、様々な真実を掴んでいきます。
キャラ紹介
ヨルハ二号B型
2Bは最初に操作することになるプレイアブルキャラクターの1人です。2Bの「B」はバトラーを意味し、その名の通り武器による近接攻撃とポッド射撃による遠距離攻撃を得意とする戦闘タイプです。
戦闘スタイルは力押しの正面突破系で、9S曰く少々大雑把とのこと。「感情を持つことは禁止されている」と口癖のように言い、無感情に任務を遂行していく仕事人です。
しかし実際は仲間想いで、任務に直接関係ないこと(サブクエスト)にも積極的に首を突っ込みます。9Sのことは大切に思っていて、9Sが敵にさらわれた際は感情を前面に押し出して激昂することも。
FFBEでの性能
生放送ではコストパフォーマンスに長けたアタッカーとのことでしたが、自身のトラマス報酬を装備しないとMP回復ができないなど、あんまりコスパは良くない印象ですね。白の契約の縛りが重いです。
一方で、火力に関しては二刀流キャラの中ではトップクラス。敵の雷属性耐性を100%デバフしてからの攻撃は、二刀流キャラとは思えない程の実ダメージを叩き出します。
事前準備が必要なアビリティが大半なので使い勝手は良くないものの、年内の実装が期待される真アイガイオン戦では切り札となりえるかもしれません。連撃アビリティが貰えたら本当に化けそうですが……?
ヨルハ九号S型
9Sは、2Bの支援やメンテナンスを担当しているスキャナーモデルです。9Sの「S」がスキャナーを意味しています。
敵へのハッキングを得意としており、2Bのような直接攻撃とは違って敵に対して内部から干渉/破壊します。攻撃にも情報収集にも使える優秀なキャラです。
設定上はスキャナーという後方支援型のようですが、そこはアクションゲームのプレイアブルキャラクター。武器を持ってもスピーディで高火力なアクションを繰り広げます。特技は槍投げ。9Sの槍投げは設定をもぶん投げてパワーファイターとして大成させます。
FFBEでの性能
敵をハッキングして内部から干渉するという点に焦点が当てられ、デバッファーとして実装されました。各種ステータスや属性耐性をデバフし、味方を支援します。
実装当時(約1年半前)なら強力なデバッファーだったのですが……現在の環境で高難度に連れていくにはやや物足りないですね。星3シヴァ戦などでは主力でした。
本体性能はやや控えめですが、トラマス報酬は今でも現役最前線の優秀なアクセサリーです。ニーアコラボに興味がないという方でも、9Sのトラマスを1つだけは確保しておきましょう。
ヨルハA型二号
A2は、アタッカーの名を冠する機体です。昔「真珠湾降下作戦」して生き残った唯一の機体で、その後何故か部隊への帰還を拒否して逃亡したため現在は追われる身となっています。
しかし、目的は「機械生命体を全滅させる」ことであり、一概に2B達と敵対関係にあるとは言えません。何故本部へ帰還しなかったのか、果たして2Bや9Sにとって味方なのか敵なのか。様々な謎を持つ機体です。
Aはアタッカーを指します。他の機体が「数字-アルファベット」であるのに、A2だけは順番が逆です。
FFBEでの性能
両手持ち連撃アタッカーで、絶・明鏡系チェインを得意としています。自身に分身を付与しながら攻撃するため継戦能力が高く、チェインの相方も豊富で三連撃の頻度も多い。使いやすいアタッカーです。
しかし属性攻撃や属性付与ができない上に、自身のトラマス報酬が武器なので属性武器を持たせるのにも向きません。エレメントチェインを狙いにくいので、アビリティの倍率に反して実ダメージの伸びは控えめです。
三連撃全てを自爆にし、自爆1撃目が入ってから2撃目が発動するまでの隙間にケアルジャを挟めば3連自爆ができるという小ネタを思いつきました。どこかのクエストで……いや、使えないな。
オペレーター21O
21Oは、9Sを担当するオペレーターです。軽口の多い9Sに対して「任務中の私語は禁止」と嗜める場面が多く、手を焼いている様子がうかがえます。
オペレーターモデルは地球への降下ができないのですが、ストーリー途中でB型モデルに移行するため戦線に加わります。FFBEにおいて実装されたのも、戦闘能力がある点を考慮されてでしょう。
ちなみに2B担当のオペレーターは6Oと言います。こっちは幼い少女のような性格で、2Bに恋愛相談を持ちかけるなど「感情を持つことは禁止されている」という決まりは一体どうなっているのか……。
FFBEでの性能
星3スタートキャラなので、残念ながら性能は低めです。サラやティムのような尖った長所があるわけでもありません。
しかしトラマス報酬「機械仕掛けの心」は、耐久力を上げつつ壁役がカウンターでHPを回復する優秀なアビリティです。アリーナで倒しそこねた壁キャラがどんどん自己回復する様子を見たことがある方は少なくないでしょう。
HPが2万を越えてくると、ケアルジャ1発ではHPが全快復しないことも多々あります。そのため、壁役のHPを自動で回復してくれる21Oのトラマス報酬は今でも重宝します。
アダム
アダムは敵陣営のキャラです。人間に近い姿をした機械生命体で、人間と死に対して強い興味を抱いています。
人類を知ることを目的としていて、過去の文献から人が衣服を着用していたと知れば服を着るなど、人を模倣するような行動が目立ちます。
FFBEでの性能
HP+20%のトラマスがレイドガチャで量産できるのは便利ですね。本体性能は残念ながらそこまで高くありません。
イクラ弾幕を飛ばす超多段ヒット攻撃(オレオールレイ系)とかあったら、アリーナで猛威を奮ったかもしれません。誰でも入手できるキャラですし。
イヴ
イヴはアダムの双子の弟とされる機械生命体です。幼い性格で非常に兄を慕っており、自分の行動原理も「アダムが言ったから」ということで決まります。
人間を知ろうとするアダムとは異なり、アダムと穏やかに過ごせればそれだけで満足だというスタンスだったようですが……。
FFBEでの性能
器用な動きができる9Sと比較すると、同レアリティの割に物足りない性能ですね。アタッカーとしてもバッファーとしても控えめです。
トラマス報酬も、重要度はそこまで高くありません。最悪コルなどで代用できそうです。
26種類のエンディング
ニーアオートマタでは、A~Zのアルファベットの名を冠する26種類のエンディングが用意されています。そのうち、本筋に当たるのはA~Eまでの5種類です。要は、Eエンディングを見ることが本作の目的であると言えます。
F~Zまでのエンディングは作中にどんな行動をしたかによって分岐する、言ってしまえばバッドエンドです。戦闘中に戦線から離れれば逃亡したとみなされエンディングに入りますし、「アジを食ったら死ぬよ」と言われて本当に食べてしまえばそこで食中毒エンドです。ダチョウ倶楽部か。
エンディングを全て回収したい場合は命乞いをする相手を皆殺しにするとか、倫理的に外れた行動をする必要が生じます。まあ、逆に言うとどんな突拍子もない行動をしてもその後の展開が用意されていると言えますね。
別視点の同じ物語
例えばAエンディングに至る物語は、2Bの視点で描かれます。そしてBエンディングに至る物語は、Aエンディングに至るまでの物語を9Sの視点から描いたものです。
同じ物語でも観測者が異なれば抱く印象が変わりますし、別行動をしていればその間別の物語が展開していたことになります。そうして2B/9S/A2を操作しながら真実を掴んでいきます。
アクションパートも操作キャラによって異なり、例えば9S操作時限定でハッキングという特殊コマンドが使えます。それぞれの長所を活かしたアクションが要求されるのです。
ニーアオートマタに至るまでの背景
年 | 出来事 |
---|---|
ドラッグオンドラグーン開始 | |
2003年 | 新宿の上空に突然「巨人」と「竜」が出現。 巨人が崩壊した後に、竜は航空自衛隊によって討たれ絶命。 突如現れたこの存在によって、現代社会に超常現象が持ち込まれる。 |
突然人が塩になって亡くなる病気が発見される。その致死率たるや脅威の100%。 | |
2004年 | 主に新宿を中心に病気が広がっている様子。 また、病気で死ぬだけではなく凶暴化するパターンもあると発覚。 |
病気の名称を「白塩化症候群」と決定。発症源である新宿に壁で囲って封鎖。早い話が逆進撃の巨人。 | |
2008年 | 壁が崩壊。凶暴化した人達(レギオン)と人類の戦争が本格化してくる。 |
新宿から戦線が広がっていき、東京が完全に機能しなくなったので首都は九州に。本州在住者もこぞって北海道と九州にお引越し。 ※白塩化症候群の感染拡大を防ぐ意味もあってか、国外逃亡はほぼ不可能。 |
|
2009年 | 新宿に対する核攻撃がなされる。その後本州全土にどんどん核を落としていくことになる。 本州はもう全然機能しないものになるも、何とかレギオンの全滅を確認。 |
2010年 | 中国でレギオンの存在を確認。なんてこった。 その後世界中でどんどんレギオンが発見され、世界規模で新宿レベルの内戦が起きる。 |
2032年 | 「ゲシュタルト計画」が最終段階へ進む。 最大限簡単に言うと、魂と肉体を分けて魂を眠りにつかせ、平和になったら魂を肉体に戻しましょうという計画。 数年、数十年で今の地球をどうにかすることはできないため。 |
ニーアレプリカント/ニーアゲシュタルト開始 | |
2049年/2053年 | ゲシュタルト計画を成功に導く重要な人物が発見される。仮に魔王と呼ぶ。 |
3287年 | 地球を危機にさらしていた全ての要素を排除して世界が平和になる。 |
3288年 | さあ魂が肉体に戻ろうか、と思ったら肉体は長い年月を経て自我が芽生えていた。 肉体は魂を「マモノ」と称して殺すようになる。 ※ただし、魂が肉体に戻れた例もある。しかしごく僅か |
3470年くらい | 魔王死亡。魂と肉体を強制的にくっつける方法もあったようだが、それも不可能になる。 人類の絶滅はほぼ確定的になる。上の項目で触れた「魂が肉体に戻れた」僅かな人達以外は恐らく数年の後に全滅する。 |
5012年 | エイリアンが地球にやってくる。踏んだり蹴ったりだなこの星。 UFOからの攻撃で各地に大きな被害が出る。 |
5013年 | 人類軍結成。戦闘型アンドロイドが造られ始める。 |
5024年 | エイリアンが機械生命体の製造を開始。 |
5100年くらい | 人類が月への退避を余儀なくされる? 人類や世界文明の情報を保存するために人類軍が月面に基地を建てる。 |
11945年 | ニーアオートマタ開始 |
白塩化症候群とはなんぞや?
突然頭の中で「世界を無に帰せ」というような命令が下される病気。了承すると凶暴化し、未感染者を襲うようになる(レギオンと呼ばれる化物になる)。
頭の声を断る、あるいは無視していると全身が塩になって絶命する。発症を遅らせるような薬はあったようだが、治す手段はない。
まとめ
ドラッグオンドラグーンは剣と魔法とドラゴンとエルフで作られた、非常にファンタジー色の強い作品です。ただラスボスが異世界(東京都新宿区)に逃げちゃったので、そこから摩訶不思議な現象が我々の住む世界に持ち込まれたという感じですね。
そのせいで現代社会がしっちゃかめっちゃかになったのが、ニーアゲシュタルト・ニーアレプリカントです。この2作品はPS3とXboxでタイトルが異なりますが、主人公とヨナの関係が兄妹と親子に変わるだけで物語の本筋は一緒です。
ニーアレプリカントに出てくる主人公は、幼年期の声が確かレインの声優の方と同じだったような。おや、意外な繋がりが。
関連記事
アルテマFFBETwitter | Q&A |
雑談掲示板 | ガチャ研究所 |
ぞう
FFBEの攻略情報をまとめています。
※アルテマに掲載しているゲーム内画像の著作権、商標権その他の知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します
▶FFBE公式サイト