【FFBE】ダチャオ像原作紹介【FF7イベント】
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)の新イベント、ダチャオ像の原作紹介を記載しています。ダチャオ像がどのようなイベントなのかや、今回新規実装されるザックス/ユフィの紹介などをまとめていますので、イベントの参考にしてください。
レイドイベント「ダチャオ像」開催
月末のレイドイベントがナンバリング作品で開催されるのは、2017年6月のFF15イベント(アラネア実装時)以来でしょうか。珍しいですね。しかも今月は頭に7イベントもありましたし、7推しの月のようです。
そんなわけで、例によってダチャオ像の原作紹介回です。FF7本編においてはサブイベントに分類されるため、もしかすると一度もダチャオ像に足を踏み入れずにクリアしてしまった方もいるかもしれません。
その辺りも踏まえて紹介していきましょう。以下FF7のネタバレを多分に含みますのでご注意ください。
原作紹介ブログ | |
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FF3イベント暗黒の洞窟 | FFXピックアップキャラ紹介 |
FF4ゴルベーザ四天王 | FF7古代種の神殿 |
ダチャオ像とは
ウータイの観光名所
遥か昔に神羅との戦争に破れたウータイは、武力を捨ててひなびた観光地となっていました。ウータイの守護神達を模して造られたダチャオ像も今では観光名所と化しており、かつての信仰心は欠片も見えません。
観光名所とは言うものの、ダチャオ像はモンスターがうじゃうじゃ生息しているため一般人は近寄りません。守護神像に魔物がいるのに放置している点もまた、ウータイの闘う意志の無さを表現しているのかもしれません。
ユフィのマテリア持ち逃げイベント
発言者 | セリフ |
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ユフィ | 待った待った待ったーっ!! |
ティファ | な、なによとつぜん!? 何かあったの? |
ユフィ | アタシ、ここいらあたりはちょっとくわしいんだ この先ってさあ、かなりキツイんだよね。だからね、いろいろ準備を…… |
ティファ | ……本当に? な~んとなく、信用できないんだけどな また私たちをダマそうとしてるんじゃ…… |
ユフィ | ちちちがうって! ホントのホントに大変なん…… |
神羅兵A | いたぞ、つかまえろ!! |
神羅兵B | おい、違うぞ! ヤツじゃない! こ、こいつら、例の!! |
ティファ | ユフィ、あなたまさか……! |
ユフィ | 知らない知らない! これはアタシとカンケーないって! |
ティファ | これ『は』? 今、これ『は』って言った? ユフィ、やっぱりあなた何かたくらんでたのね! |
タイニーブロンコを入手し海上移動が可能になったクラウド一行は、次の行き先をどこにしようか相談していました。すると、ユフィが西に行くことを提案します(タイニーブロンコ入手時にユフィを戦闘メンバーにしていない場合は省略)。
西にあるウータイエリアに足を踏み入れると、突然ユフィが「この辺りに詳しい。この先の道のりはキツいから準備をしっかりした方がいい」と言ってクラウド達の足を止めます。過去に散々ギルを奪って逃走したユフィが親切心で忠告をするとは怪しいと訝しむメンバーですが……そうこうしている内に神羅兵が現れてバトルに。
戦闘終了後そこにユフィの姿はなく、それどころか手持ちのマテリア48個が紛失していることに気付くクラウド達。ユフィがマテリアを奪って逃走したと気付いたクラウド達は、ユフィが走り去って行った北の町、ウータイへ向かいます。
ユフィの主張
ユフィは戦争で負けて以来、神羅に立ち向かう意志を見せない自分の故郷に憤りを感じていました。実の父でさえ「神羅とは揉め事を起こさないでくれ」と言う始末。そこでユフィは単身国を飛び出し、国を強くするために強力なマテリアを集める旅に出たのです。
パーティメンバーは大なり小なり神羅に恨みを持つ面々の集まりなので、この主張を聞いてユフィへの同情/支持に傾きます。観念したユフィはクラウド達にマテリアを返そうと……しませんでした。クラウド達を罠にかけて再び逃げ出します。
しかし逃げた先でウォールマーケットに住んでいた富豪「コルネオ」に捕まってしまい、ダチャオ像に連れ去られます。ユフィからマテリアを取り戻すため、そして個人的な恨みを果たすためにクラウドはダチャオ像に向かいます。
※クラウドは女装してコルネオの屋敷に忍び込んだことがあり、展開によっては襲われかけます。枕の下には「興奮剤」というアイテムが置かれている用意周到さがポイントです。
VSラプス
コルネオを追いつめると、ダチャオ像で「ラプス」との戦いに突入します。このイベントのボス戦です。マテリアをあらかた奪われているため、最速でこのイベントを発生させると圧倒的な強さを誇ります。バトルスピードは必ず下げて挑みましょう。
全体回復手段がなく、ラ系/ガ系魔法も使えず、ユフィをスタメンにしていた場合は戦力的にも1人弱いキャラが入り……と非常に苦しい戦いを強いられます。一方でボスでありながら重力耐性がないなど穴も多く、アイテムを駆使して戦うと案外楽になることも。初見じゃ気付きにくいですけどね。
ラプスを倒すとイベントは終了し、ユフィはマテリアを返してくれます。その後も、セフィロスを倒して不要になったらマテリアは全部くれと言いながら何だかんだ最終決戦まで付いてきてくれるようになるのでした。
ちなみにこのイベントはディスク2までしか起こせません。ディスク3では神羅カンパニーそのものが崩壊していますし、仕方ないですね。
ユフィ
ユフィはFF7における隠しキャラの1人です。森エリアで確率でエンカウントし、倒した後に加入イベントをクリアすることで仲間になります。
運悪く森エリアでエンカウントせずにいた場合、作中1回も顔を出すことなくエンディングを迎えることもあるでしょう。説明書にも記載されているのに「結局コイツは何だったんだ?」ということになりかねません。
加入が任意である都合上、CGムービーなどでは1回も映りません。後発のスピンオフ作品だと最終決戦時に別の場所にいたとされることも。あぁ不遇。リメイクでは強制加入くらいしてもいいでしょう。
戦闘能力
手裏剣を投げる遠距離攻撃が得意なので、後列からでも物理攻撃の威力が落ちません。継戦能力が高く、素早さの伸びも良いためFFシリーズの忍者よろしく大活躍が期待できます。
ユフィの最強武器不倶戴天には「敵のレベルに比例して攻撃力が上昇する」という特性があります。終盤の敵は総じてレベルが高いため、常に安定した火力が見込める点も魅力的です。
また不倶戴天には「へんか」マテリアを使用しても攻撃力が落ちないという便利すぎる仕様があり、やりこみプレイにおいては最重要キャラと言っても過言ではありません。海の底で日々ステータスアップアイテムを狩った方は少なくないでしょう。
最強武器の特徴
キャラ名 | 条件 |
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クラウド | HPが高ければ高い程攻撃力アップ |
ティファ | 現在のリミットゲージの量に応じて攻撃力アップ |
バレット | 装着しているマテリアの合計AP量に応じて攻撃力アップ |
レッドXⅢ | MPが高ければ高い程攻撃力アップ |
ユフィ | 敵のレベルが高い程攻撃力アップ |
ケット・シー | HPが高ければ高い程攻撃力アップ |
ヴィンセント | 今まで自分が倒した敵の数に応じて攻撃力アップ |
シド | MPが高ければ高い程攻撃力アップ |
魔法を使えば使うほど攻撃力が下がるレッドXⅢや、数万体の敵処理を強要されるヴィンセントと比較すると、ユフィの条件が緩く、さらに常時安定した火力が見込めることが分かります。しかも後列武器。へんか対応。最高か。
ちなみに上昇量としてはレベル99の敵に攻撃時で6倍以上です。カウンターマテリアを装着できるだけ装着しておけば、ラスボスをユフィ単騎で○ボタン1回も押さずに倒せるんじゃないでしょうか。
プロフィール
ユフィはプレイアブルキャラクター唯一の10代にして、メンバー最年少です。精神年齢16歳と人間換算年齢16歳はいますが、実年齢16歳はユフィだけです。
乗り物に弱いという弱点を抱えており、乗り物酔いトークでクラウドと盛り上がることも。酔っているユフィに「鎮静剤」をあげるとちょっと仲良くなれます。目指せデートイベント。
自信満々で横暴な態度が目立つキャラですが、意外にも老人を労る精神があり、DFFOOではパーティメンバーに高齢の老人がいるFF5とFF6に対し「年寄りは大事にしなよ」と苦言を呈します。優しい。
マテリアは誰のもの?
セフィロスとの戦いが終わった後、全てのマテリアをユフィに渡すという誓約書をクラウドに書かせようとしますが、クラウドは乗り物酔いを理由にサインを断ります。
じゃあ物語が終わった後にマテリアはどうなったかと言うと……ほとんどはユフィの手に渡ったようです。ただし「かいふく」「ちりょう」「そせい」などは皆で山分け。
なお最終決戦時にユフィを単独行動させた場合、見つけたアイテムはネコババされます。星の危機なのに自身の欲を優先させてラストエリクサーをくれない辺り、こやつブレない。
ザックス
ザックスはソルジャー1stクラスに属する、本物のソルジャーです。クラウドがゲーム序盤で持っている記憶はほぼ全てザックスのものであり、クラウドは自分がザックスの記憶を語っていることに気付かないまま物語は進んでいます(ティファは気付いている)。
ニブルヘイムの調査として、英雄セフィロスと名もなき一般兵2人と共にニブルヘイムにやってきました(その内1人は崖から落ちて死亡)。その後発狂したセフィロスがニブルヘイムの町そのものを全滅させた際に、セフィロスに斬りかかるもののあっさり返り討ちに。
しかし、後を付けてきていた一般兵がセフィロスに不意打ちすることで一時的にセフィロスを行動不能にすることに成功します。セフィロスは倒したものの共に重傷を負ったザックスと一般兵は神羅に捕らわれ、セフィロス・コピー計画という人体実験の材料として5年間生きることになるのでした。
ジェノバ細胞
5年間の人体実験を経てすっかり人間らしい生き方ができなくなった一般兵君とは違い、ザックスは未だに正気を保っていました。そして、持ち前の身体能力を持ってして脱走に成功するのです。餌の時間に給餌役の隙を付き、ザックスは逃げ出しました。
一般兵君は自立歩行もままならず、当然会話も意思疎通もできませんが、ザックスは彼を見捨てず共に逃亡します。しかしミッドガルに行く途中で神羅兵に銃殺され、無残な最期を遂げます(とっくにHP0なのに頭に向かって何発も銃弾を浴びせられるくらい念入りに殺される。インターナショナル版とCCFFで少し描写が異なる)。
魔晄に耐性がないせいで魔晄中毒に陥っていた一般兵君は「脅威なし」と判断され、放置されました。その後どうしてか単独でミッドガルに辿り着いた一般兵君はティファと出会いました。ティファの記憶をジェノバ細胞が読み取り、一般兵君が理想とするクールな性格やザックスの経歴と合わせて、ゲーム開始時のクラウドが誕生するのでした。
この辺りのイベントはFF7インターナショナル版で詳しく語られますが、通常版では描写からプレイヤー自身が想像するしかありません。興味のある方はインターナショナル版のプレイを強くおすすめします。
一般兵君の行動
故郷を出る際に『絶対ソルジャーになる!」と言い切っていた少年クラウドは、結局ソルジャーになれませんでした。ニブルヘイムに任務で派遣された際も、母親以外には顔を見せておらず、ティファにも自分がクラウドであると告げていません。
しかしクラウドが過去の経緯を語る際、クラウドは「自分はティファに会った」とか「ティファと一緒に写真を撮った」とか「ティファの部屋で下着を漁った挙げ句ハイテンションでピアノを引いた」とかあることないこと吹聴してくれる始末。
ティファはその行動の全てがザックスがやったことであると理解していました(最後のは半信半疑)。ですがそれを指摘するとクラウドがどこかに行ってしまいそうで、クラウドの言うことは嘘だと指摘しない形で共に旅をしてくれるのでした。
戦闘能力
ザックスはソルジャー1stクラスであるため、戦闘能力は相当のものです。具体的に言うと、ソルジャー3rdクラスはディスク1の序盤、神羅ビルに侵入した際にザコ敵としてエンカウントします。
対してソルジャー1stクラスは、ディスク2の終盤に魔晄キャノンでエンカウントすることになるのです。それだけで戦闘能力の差がどれほどのものか理解できるでしょう。何で本社の警護を格下に任せてるんだこの会社は。
1stどころか3rdクラスにすらなれなかった一般兵君の戦闘能力の低さたるや……。一応ソルジャー製造の過程を経ているため、青い瞳と強靭な肉体を手に入れましたが、宝生の手ほどきがなければクラウドは本当に何もできない一般人だった可能性があります。
エアリスとの関係は?
ザックスの実家を調べると、ザックスが生前両親に宛てた手紙を読むことができ、そこで「ガールフレンドができました」という一文を読むことができます。エアリスです。
エアリスはデートを1度もしたことがないというクラウドを「不幸な青年」と称しているため、ザックスとは非常に仲が良かった様子がうかがえます。それこそ、ザックスの仕草や癖などを覚えてしまう程。
エアリスとのあるイベントを起こした場合、そのあまりにもザックスと似た態度にエアリスは今のクラウドが偽りの人格であることに気付いたような描写が入ります。
後にザックス役の中の人とエアリス役の中の人が結婚されました。
まとめ
ダチャオ像のイベントと言えばタークスのプロ意識の高さが垣間見え、短い時間ながら共闘できるところも見所です。例えクラウドと邂逅しようと、今が休暇中であれば手を出さないという意外な一面を見ることができます。敵陣営でありながらタークスの面々が人気を誇るのも納得ですね。
ユフィはFF7本編でスタメンにしていたため、ミッションリセットで入手したラピスを使ってナントカ星7覚醒を果たしました。結構なラピスをユフィに取られました……原作と違って仲間になっても返してくれんしな。
FF7におけるプレイアブルキャラクターも、残すところシドだけになりました。流石に今年中の実装はないかな。今年は7イベントをもう3回もやってますから。流石に5や6、9辺りをテコ入れしないと偏りが気になるところ。
BEの話も
新しいダメージ計算式が追加されたとのことで、どうもイカサマのダイスが弱体化したようです。まあ、そうしないとユフィが強すぎる+ユフィのスパトラを狙う理由がなくなってガチャが回らないので仕方ないと言えば仕方ないですね。
投擲武器自体が少ないこともあって、ユフィは4体入手してスパトラを手に入れたか否かで結構使い勝手が変わりそうです。頑張って1,800までいきましたが……果たしてまだイカサマのダイスで戦えるのでしょうか。月末の降臨に期待です。
3週間遅れのレッドXⅢの相方
「血祭」と「斬り斬り舞」が、最後の一撃に威力が詰まっているヒョウやアクスターが得意とするアビリティと同じ性質をしています。ゲーム内のアビリティ表記だとそんな感じじゃなかったので意外ですね。
でもこれレッドXⅢくらいしか繋がるフルチェインできるキャラがいない? のか? イカサマのダイスの弱体化とチェイン相手の痒い所に手が届かない感さえどうにかなれば……。
チェインを繋ぐのは結構シビアです。聖光爆裂破系よりも素早く連続タップしないといけないのかな。PC版でやると繋ぎやすいのでおすすめです。
新規モーション?
ザックスはザックスで「踊る」という新規モーションを貰っています。セフィロスのアビリティ覚醒から始まり月に2回イベントが開催され全員星5で実装、ザックスは専用のモーションまで。
一体どうしたことかと言うほど7推し。7が好きな方にはたまらない月だったのではないでしょうか。……いや、むしろラピスが足りなくて苦しかったかも?
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