【FFBE】なぜ幻獣は召喚されなくなるのか
FFBE(FFブレイブエクスヴィアス)の幻獣を召喚する必要性について考察しています。より高性能なキャラやアビリティの登場によって幻獣の使いどころが失われるという問題は、今後どうすれば改善されるでしょうか。
フェンリル
幻獣 | 効果 |
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フェンリル | 【ハウリングムーン】 ・3ターン、味方全体の攻/魔/防/精+120% ・物理回避1回分を付与 |
フェンリルは、倍率こそ頼りないものの全ステータスバフと全体分身付与が長所の幻獣で、ここぞという時の回避付与役として十二武具攻略など強敵戦でもお世話になりました。
代用法 | 効果 |
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はりまんぼん | ・敵全体に10,000の固定ダメージ ・味方全体に物理回避1回分を付与 |
キマリ | 【見切り】 ・味方全体に物理回避2回分を付与 |
リュック(FF10-2) | 【ヴァジュラ】 ・敵全体に100+800%ダメージ ・防御50%無視 ・味方全体に物理回避1回分を付与 |
今では全体回避付与を連撃アビリティに組み込めるキャラが当たり前のように登場し、毎ターン分身2回付与のキマリという怪物まで配布されたため、わざわざゲージを溜めてフェンリルを喚ぶ場面がほぼありません。
ついには降臨「巨大ジャボテンダー」の報酬「はりまんぼん」で誰でも全体回避付与が可能に。同時に星3キャラ「サラ」のアイデンティティも失われました。
フェニックス・ラクシュミ
幻獣 | 効果 |
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フェニックス | 【転生の炎】 ・敵全体に20,000%の火属性魔法ダメージ ・味方全体の戦闘不能をHP90%の状態で回復 |
ラクシュミ | 【魅惑の抱擁】 ・味方全体のHPを全回復 |
フェニックスは味方全体の蘇生、ラクシュミはHPを全回復とどちらもサポート面に優れた幻獣です。フェニックスは2ヘッドドラゴンのお手軽攻略にも利用でき、エルティラ版2ヘッドドラゴン戦でもその性能は健在でした。
ラクシュミは、ヒーラーの手が回復に回らない緊急時に使うことで戦況を大きく安定させることができました。
代用法 | 効果 |
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エアリス | 【生命の鼓動】 ・味方全体の戦闘不能をHP100%で回復 |
アヤカ | 【リサージェンス】 ・味方全体の戦闘不能をHP100%で回復 |
エリア | 【再生の奇跡】 ・味方全体の戦闘不能をHP100%で回復 |
全体蘇生アビリティは、もはやヒーラーの標準的なスキルになってしまいました。光の戦士レナやエアリスは、連撃アビリティや優秀なLBを持ち「蘇生+回復」や「蘇生+リレイズ」など1手でフェニックス以上の働きをしてしまいます。
同様に「ケアルジャ」の登場以降、ほぼ1回で味方全体のHPが1万以上は回復できてしまい、全回復するとはいえHP回復だけで1ターン消耗するラクシュミもありがたみが失われてしまいました。
ゴーレム
幻獣 | 効果 |
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ゴーレム | 【アースウォール】 ・1ターン、味方全体への物理ダメージを70%軽減 |
ゴーレムは、1ターンという短期間ですが味方への物理ダメージを70%もカットできます。強力な全体物理攻撃を受ける直前に使うことでパーティの生存率が大きくアップします。
代用法 | 効果 |
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バカンスラスウェル | 【サーファーの魂】 ・4Tに1回/開幕使用可能 ・4ターン、味方全体への物理攻撃をかばう ・味方全体の水耐性+100% ・1ターン、自分への物理ダメージを80%軽減 |
ジークハルト | 【グロリアスガード】 ・6Tに1回/開幕使用可能 ・1ターン、自分への物理ダメージを90%軽減 |
ヴィルヘルム | 【完全防御態勢】 ・4Tに1回/開幕使用可能 ・1ターン、自分への物理ダメージを90%軽減 |
ゴーレムほど高倍率の物理ダメージ軽減を全体に付与できるキャラは現状ではいませんが、物理壁役の中には自分への物理ダメージを80~90%軽減しながら味方をかばえるキャラが存在します。
耐久力が高い壁役なら80%以上の軽減でほぼ攻撃を受けきれるため、ゴーレム召喚とほぼ同等の効果があります。最近では回避/かばう無効の攻撃も多いため、状況次第ではゴーレムにもまだ活躍の機会があると言えます。
カーバンクル
幻獣 | 効果 |
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カーバンクル | 【ルビーの光】 ・4ターン、味方全体にリフレク(魔法反射)付与 |
カーバンクルは、味方全体にリフレクを付与し、1回だけ敵の魔法を跳ね返すことができます。全体魔法はパーティ人数分が反射され威力が倍増するため、味方に全体魔法を撃って跳ね返すという戦法もあります。
ただし、メテオやアルテマなど跳ね返せない魔法も多く、れんぞくま使用時は2発目が跳ね返らないなど利用には注意も必要です。
代用法 | 効果 |
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マリー | 【LB】 ・コスト1,100 ・3ターン、味方全体にリフレク(魔法反射)付与 |
マリーのLBは、カーバンクル召喚とほぼ同等の性能を持ちます。コストも驚くほど低く、召喚ゲージを上昇できる味方がいなければマリーの方がLBを回転させやすいでしょう。
問題はリフレクを使いたい場面が限りなくゼロに近く、どちらも完全な死にスキルと化していること。一応しんりゅう戦でルーレット対策に使えるそうですが、別に使わなくても倒せます。
攻撃系の幻獣
主な召喚系アタッカー | ||
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竜姫フィーナ | ユウナレスカ | モルガナ |
ユウナ | シトラ | 無垢なる 召喚士リディア |
敵にダメージを与える攻撃系の幻獣は、決して倍率が低い訳ではありませんが、召喚ゲージを消費して強力なチェインorフィニッシュが可能なキャラが多数登場した今では幻獣召喚のメリットがほぼありません。
召喚時のダメージが大きくアップするシトラなどで星2バハムートを召喚するなどの運用もありますが、属性もキラーも使えないためメイン火力で使うには厳しいでしょう。
まとめ
幻獣の主な用途 |
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キラーや有能なアビリティを持つ幻獣はまだ救いがあるものの、キラーを習得しないフェンリル、セイレーン、アニマなどは徐々に使われにくくなっていくように思います。今後、星3や星4解放すれば幻獣の性能も上がるでしょうが、キャラのインフレの速さに追いついて行けるかどうかは疑問です。
現在のところ、幻獣はキャラのステータスの底上げ、キラー付与、属性耐性アップが最重要と言えますが、戦闘で幻獣を召喚するというFFらしい要素も失われないでほしいところです。
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