【FFBE】FF9キャラ紹介【神速の盗賊ジタン/純真の黒魔道士ビビ】
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)のブログを掲載しています。今回は現在開催中のFF9イベントに合わせてFF9のキャラ紹介回です。
FF9イベント開催中
2月上旬の周回イベントはFF9より「守るべきもの」が開催中です。原作では襲撃されたアレクサンドリア城をベアトリクスとスタイナーが協力して防衛するイベントで、実装された2人もこのイベントにちなんでの選出でしょう。
今回は新規実装、及びNV覚醒を果たしたFF9のキャラ紹介です。FF9イベントは複数回開催されているので以前のブログと被る部分も多々ありますがご了承ください。以下、FF9のネタバレを含みます。
神速の盗賊ジタン
ジタンはFF9の主人公です。6,7,8とやや内向的な主人公が続きましたが、9のジタンは女性好きの明るい性格をしています。町中で方向キーを入力せずに立たせておくと、女性NPCが通る度に顔を向けるという小ネタも。
FF9そのものが非常にデフォルメされた作品なので分かりにくいのですが、設定上はクラウドと同じ身長です。そんなバカな。
背景
尻尾が生え、トランス時に全身が毛皮で覆われることからも分かるように人間ではなくジェノムという人造人間です。
ただFF9の世界観では人間と多数の亜人種が共存しているため、尻尾が生えていることをいちいち指摘するような人はおらず、ディスク3くらいまで尻尾についてのツッコミがほとんどありません。
人造人間ジェノム
ジェノムは、ジタンの生まれ故郷であるテラの民が永遠の生を手に入れるために作った存在です。テラが他の星と融合を果たした際に、現在魂のみとなっているテラの民が器であるジェノムに宿って復活するため、ジェノムには意志や感情がありません。
しかし何をどうしてかクジャは生まれた時から強い自我を確立しており、作ったガーランドも「こりゃ失敗作だ」と諦めて破棄する予定でしたが、まあ失敗作は失敗作で利用価値があるかと考え、24年間の時間制限付きでFF9の舞台である星ガイアに送り込まれます。
失敗作とは別に、ちゃんと任務達成のために作られたジェノムがジタンでした。しかしガーランドがクジャを冷遇しジタンばかり可愛がるものだから、嫉妬したクジャがジタンをガイアに捨ててしまうのでした。
タンタラス入団
クジャに捨てられたジタンは、バクーに拾われて息子代わりに育てられます。ただジタンは当然ながら自分がバクーの息子でないことを理解しており、13歳の時に自分の故郷を探す旅に出ました。
この旅は約2年間ほど続き、この2年の間にフライヤと共に旅をしたりサラマンダーと因縁を作ったりしています。結局2年かけても故郷は見つからなかったのですが、帰ってきた家出息子を暖かく迎え入れるバクーとのやり取りは必見です。
その1年後にFF9の物語が始まり、なぜ自分は幼い頃の記憶を持っていないのか、自分の記憶に残る青い光の正体はなんなのか、自分のルーツを知っていきます。
戦闘能力
秘技/裏技
アビリティ名 | 性能 |
---|---|
とんずら | ・戦闘から確実に逃げられる ・勝利時に手に入るはずだったギルの10%を消費 |
みやぶる | ・敵から盗めるアイテムを開示する |
あれはなんだ | ・先制攻撃成功と同じ状況を作る |
刀魂放気 | ・装備した武器に応じた状態異常を付与する ・状態異常付与率100% |
めいわくをかける | ・敵単体に迷惑状態を付与する |
ライフデジョン | ・自身のHP/MPを全消費 ・味方全体のHP/MPを回復 |
リーチセブン | ・ジタンのHPの下一桁が7の時のみ、敵に 7or77or777or7,777ダメージを与える ・条件を満たしていない場合は1ダメージ |
盗賊のあかし | ・敵単体に(盗みの成功回数×ジタンの素早さ÷2)ダメージ |
シーフ系のキャラなので、物理職の主人公としては搦め手系のアビリティを豊富に習得します。ただ……ジタンは攻撃力が高いので下手に搦め手を使うよりも直接攻撃した方が早い気がして、私はあまり使いませんでした。
タイムアタックではボス戦でリーチセブンの7,777引けるまでリセマラ、低レベル縛りプレイではジタンに経験値を入れないためにライフデジョンを使うなど、玄人向けのアビリティが多い印象です。
刀魂放気は状態異常付与率100%と間違いなく強力なので、サルガタナス(石化)やマサムネ(死の宣告)を付与すれば強敵もあっさり倒せます。ただ強力な武器を装備していると狙った状態異常を付与できないのがネックか。
ぬすむ
ジタンでお世話になるのはこっちですかね。FF9は1体の敵に最大4つまで盗めるアイテムが設定されているため、戦闘そっちのけでジタンはアイテム稼ぎに専念させていました。
特にボス戦では1つか2つ次の街で売ってるような武器が盗めることが多く、ジタンが盗みに成功することで攻略がグッと楽になります。序盤からコツコツ盗んでいれば終盤には「盗賊のあかし」の威力も上がっていることでしょう。
純真の黒魔道士ビビ
ビビはFF9パーティメンバーの黒魔道士枠です。FFシリーズでお馴染みの黒魔道士がまさか3Dのゲーム画面でここまで忠実に再現され、しかも仲間キャラとして動かせるのはなかなか驚かされました。
パーティメンバーの加入離脱が激しいFF9においては珍しく、序盤からほとんど離脱期間がありません。その分ストーリーにも深く関わっており、FF9のテーマからすると裏の主人公のような一面さえ持っています。
2020年2月に放送された全ファイナルファンタジー大投票では、キャラクター部門で第4位にランクイン。主人公のジタンを上回った順位からその高い人気が伺い知れるでしょう。
背景
ゲーム内のキャラからは「9歳くらいの人間の男の子」として認識されているビビですが、その正体はFF9の本編開始数ヶ月前に造られた黒魔道士兵のプロトタイプ。クジャによって製造された兵器でした。
戦争用のゴーレムで概ね1年間ほどで止まってしまうのですが、プロトタイプのみ寿命が若干長めに造られています。このプロトタイプを運搬中、ゾーン&ソーンのミスで海に落としてしまい、釣りをしていたクワン族に偶然釣り上げられます。
釣った黒魔道士を食べようと考えていたクワン族ですが、おじいちゃんおじいちゃんと呼んで慕ってくれるものだから育てることにしました。
いつか止まってしまう命
自分のことを人間の子供だと思っていたビビですが、ダリの村で製造される黒魔道士を目撃し、自分も造られた存在であることを自覚します。
そして自我を持った黒魔道士達との交流を経て、黒魔道士兵の命は短いこと、自分も近いうちに止まってしまうことを知り、死とはなにか、生きるとはどういうことなのかを考えていきます。
FF9終盤では自分に残された時間が短いことを薄々感じ取っているビビですが、決して悲観的になることなく自分なりの結論を出しており、エンディングの名台詞「ボクの記憶を空にあずけに行くよ」に繋がります。
戦闘能力
黒魔法/W黒魔法
黒魔道士である以上、アビリティはもちろん黒魔法。初期習得魔法はファイアのみで様々なイベントシーンで使われますが、成長と共に強力な黒魔法をガンガン習得していきます。
トランス時には黒魔法を2連続で撃てる「W黒魔法」が解禁。ダメージ限界が9,999であるFF9において、1回の行動で9,999ダメージを越えられる貴重な攻撃手段です。
ためる
ビビのもう1つのアビリティです。使用すると自身の魔力を25%上昇させ、重ねがけ可能、しかも戦闘中効果永続、戦闘不能になっても魔力が下がらないとやりたい放題。
ボス戦ではジタンがアイテムを盗んでいる間に魔力を貯め、盗み終えてからカンスト魔力で一気に攻撃するというのが1つの定石かもしれません。ちなみにFF9の魔力は状態異常付与成功率にも影響するので、搦め手にも長けています。
忠義の騎士スタイナー
スタイナーはFF9のパーティメンバーの1人です。アレクサンドリア王国、女王ブラネの直属部隊プルート隊を率いる隊長を務めています。
ガーネット王女を守る使命がありますが、そのガーネット王女の身を危険に晒しているのがガーネットの母である女王ブラネであることを知った時、自身の立場と正義の板挟みにあい苦悩していきます。
背景
FF9本編開始10年前、当時既に天才と称されていたベアトリクスとの試合にマグレで勝利してしまい、その功績で女王ブラネの直属部隊プルート隊隊長に任命されました。
しかし部隊員は8名、それもどこか緩い雰囲気の兵士たちばかり……。有事の際にもすぐに集合できないちょっとお間抜けな部下達ばかりですが、自分の得意とする分野においては高い信頼性を誇ります。
この「自分の得意とする分野」を理解して的確に指示を出すイベントがあるのですが、攻略情報無しで的確な指示を出せた人いるんですかね……?
ビビを慕っている
魔の森でガーネットがモンスターに攫われた際に幼いながらも高い魔力を持ち、勇気を出してガーネット救出に協力してくれたビビを心の底から慕っています。
ビビの黒魔法を剣に宿して放つ魔法剣という連携技も編み出しており、終盤に2人1組でボスと戦うイベントではビビと組んで風のカオスに挑みました。風のカオスとの戦いでは守るべき幼子から背中を任せる仲間としてビビを認めており、短いながらも熱いイベントシーンとなっています。
ベアトリクス
ベアトリクスは百人斬りの異名を持つアレクサンドリアの女将軍です。一時的にゲスト参戦することはありますがパーティメンバーではありません。ディスク1ではラスボスを務めます。
あくまでゲストキャラなのでトランス能力は持たないものの、その実力は高くスタイナーが白魔法が習得したような強さを誇ります。サラマンダーが星5スタートさえしてないのにベアトリクスがNV覚醒を果たしたのも人気ゆえでしょうか。
ベアトリクス専用のBGMが2曲も用意されていることを踏まえても中々の優遇っぷりです。
背景
大陸一と称される剣の達人であり、百人斬りの異名は他国にまで伝わっているほど。女王ブラネがブルメシアを侵攻する際にも自ら前線に立ち指揮を取っていました。
目的であったクレイラの宝珠を手に入れたものの、女王ブラネはオーディンを召喚してクレイラを滅ぼしました。目的は達成したのにそこまでするのか……と、仕えるべき主の所業に少しずつ疑問を抱いていきます。
後に和解
女王ブラネがガーネットの殺害を目論んでいることを知ったベアトリクスは、ガーネットのために戦うことを決意。ガーネット誘拐犯かつブルメシア侵攻を邪魔したジタン一行に協力を申し出ます。
ベアトリクスの築き上げてきた地位を思うと女王ブラネからの離反は簡単なことではありませんし、常に見下してきたスタイナーにも頭を下げないといけません。しかしだからこそベアトリクスの協力は胸を打ちますし、以降のイベントで頼もしい戦力として活躍します。
スタイナーと恋仲
女王ブラネが亡くなった後は再びアレクサンドリアに戻り、ガーネットに仕えています。偶然拾った匿名のラブレターをスタイナーが自分に宛てたものだと勘違いし、すれ違いコントを経てスタイナーと恋仲に。
アレクサンドリアがクジャの襲撃にあった際はスタイナーと共に町を守り、スタイナーはベアトリクスを守るためにトランスの力を解放させました。
戦闘能力
ベアトリクスは「聖剣技」「聖白魔法」の2種類の専用アビリティを持ちます。ゲスト参戦する時期にヒーラーが不在であるため、緊急時の回復役を兼ねているのかもしれません。
クライムハザードやショックといった強力な攻撃手段に加えて白魔法による回復/蘇生もこなせます。非常に強力なキャラなので、パーティメンバーになってほしいと思った方は少なくないでしょう。
まとめ
FF9パーティメンバー | |||
---|---|---|---|
神速の盗賊ジタン | 純真の黒魔道士ビビ | 忠義の騎士スタイナー | ダガー |
ブルメシアの竜騎士フライヤ | クイナ | 召喚士の末裔 エーコ | サラマンダー |
最近の傾向から、上旬と下旬は同じナンバリングイベントが開催される可能性があります。FF15の時などは下旬のタイミングで既存キャラが3人もNV覚醒を果たしたので、FF9も期待したいところ。
頻繁に召喚アタッカーが実装されているので原作で召喚士だったダガー、エーコはNVキャラで新しく実装されるかもしれません。サラマンダーは……もう丸4年放置されているのでどうにかしてほしい。実装当時の評価は高かった。
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