【FFBE】召喚獣の原作紹介
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)に登場する召喚獣が、既存のFFシリーズではどのような役割を担っていたかを記載しています。
召喚獣について
ゼノギアスコラボ第2弾ですってよ……。復刻と呼ぶには早すぎますし、ラピスを貯めるには短すぎます。今回もまた、苦しい戦いになりそうですね。
さてそんなゼノギアスの話は置いておいて、今回は召喚獣の紹介です。FFBEには数多くの召喚獣が存在しますが、原作ではどのような活躍をしていたのか、簡単に紹介していきます。
ストーリーに直接関わってくる召喚獣を中心に書いています。既存FFシリーズのネタバレを多分に含みます。
セイレーン
縁のあるキャラ |
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ガラフ |
セイレーンはFF5が初登場作品です。当時は召喚獣ではなく、ボスモンスターとしてバッツの前に立ちはだかります。記憶喪失中のガラフがいなければ全滅確定でした。
FF5ではアンデッド系のモンスターとして、FF6では自身の命を魔石化した状態で登場しました。……生きてるセイレーンには中々会えませんね。
FF8では序盤で入手可能なG.Fで、ケアルガやレイズ精製に必須となる重要な役割を担っています。ドロー禁止プレイの鬼門であり、初見取り逃し性能の高さが驚異的です。
イフリート
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スコール |
FF5
FF5において、召喚獣は大半が寄り道要素です。隠しダンジョン、特定の地域でのランダムエンカウントなど、初見ノーヒントでは入手するのが難しいですね。
しかし、イフリートだけはストーリー上絶対に仲間になります。古代図書館で入手できるのですが、古代図書館は火属性弱点の敵が多いため必然的にお世話になります。
直前の街で炎のロッドを売っているため、属性強化イフリートを撃っていればしばらくは無双できるでしょう。
FF8
SeeD試験を受ける上での課題になっており、バラムガーデンのSeeDにとってはイフリートは倒せて当たり前のような存在になっているようです。
仮にも生徒の試験のはずなのに、モーションが早くて威力が高いキスティスがメーザーアイを撃ち続けた方が早く倒せます。スコールの連続剣は演出が長すぎる……。
「弾薬精製」をレベル10で覚えるため、アーヴァインを主力とする場合は育成必須のG.Fです。初期レベルクリアを目指す場合、アーヴァイン運用が難しくなります。
シヴァ
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スノウ |
FF9
シヴァはFF9の歴史上最も早く発見された召喚獣で、発見当時は少女の姿をしていたそうです。召喚獣にも加齢の概念が……?
FF13
スノウの召喚獣です。FF13の召喚獣は通常形態に加え、召喚者を乗せる乗り物としての形態を持つのですが、シヴァはバイクになります。
召喚獣が近代的な乗り物になる時点でツッコミどころが多いのですが、バイクになる兼ね合いで通常形態時もタイヤで攻撃してきます。
バイクになる召喚獣は今でも衝撃的ですね。馬になるオーディン、背中に飛び乗れるバハムートは比較的自然です。
ラムウ
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トランスティナ | ガーネット |
FF6
暴走する自身の力を抑えきれないティナをゾゾに呼び、保護していた幻獣です。ティナを助けに来たロック達一行に幻獣の存在を教え、自分達を魔石化して協力してくれます。
魔石化した後はモグの夢の中に現れ、モグに人語を教えてティナ達の仲間になるよう伝えたそうです。モグが喋れるのはラムウのおかげなんですね。
抵抗するイフリートを説得する役割を買ったりと、魔石ばかり注目されがちなFF6の幻獣において破格の扱いを受けています。
FF9
召喚獣を扱えるように力を付けたいというガーネットに試練を与える、ストーリーに直接関わる召喚獣です。
ガーネットが「5つの勇者の物語」を完成させると仲間になるという展開ですが……無視もできます。試練を放棄して先に進んでも、直後のザコ敵がラムウを習得できるアクセサリを簡単にドロップするので。
ゴーレム
FF5
個人的にはFF5における召喚士最大の存在意義です。発動すると「術者レベル×50+1,000」分の物理ダメージを無効化してくれます。
味方全体が物理ダメージに対して極めて高い耐久力を得る上に、プロテスや盾の影響も受けるためほぼ無敵と言っても過言ではありません。スマホ版では効果継続中に上書きまでできるとか。
入手条件が「あるダンジョンでゴーレムがモンスターに襲われているエンカウントを引き、ゴーレムが死ぬ前に敵を倒す」と微妙に難しいのが難点ですね。
FFT
大地を肉体とする堅牢なる生命よ 我らを守らん! ゴーレム!
射程無限で味方全体に通常攻撃無効効果を付与します。弓使いの中距離攻撃や、ナイトの近接攻撃を防いでくれる頼もしいアビリティです。
物理ダメージではなく「通常攻撃」なのがミソ。例えばチョコボの攻撃は「チョコアタック」というアビリティ扱いなので過信しているとえっらいことになります。ラスボスよりその辺のチョコボの方が強い作品ですから。
カーバンクル
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エーコ |
基本的に、どの作品でも味方全体にリフレクを付与する補助召喚獣です。強力な効果ですが、ケアルガなどの回復魔法も跳ね返してしまうため専用の回復手段が必須になります。
中でも強いのはFF5でしょうか。あらゆるボスが黒魔法を多用してくるため、反射できる場面がたくさんあります。
割と短気な性格のようで、FF9においては意味のない詠唱を続けるエーコに対して「早くして」と怒る場面が見られます(エーコの詠唱が雰囲気だけで必須ではないものだった)。
ラクシュミ
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リルム |
FF6
リルム再加入イベント時に入手できる幻獣です。装備するとケアル、ケアルラ、ケアルガ、エスナ、リジェネを修得できるため、回復魔法を揃える上で重宝します。
FF15でも同じ名前の敵に同じようなシチュエーションでとり憑かれています。セルフオマージュかな?
タイタン
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無垢リディア |
FF4
リディアの力が暴走して発現した召喚獣。あまりの強さから山を一個崩してしまい、ストーリー序盤にして前の街に戻れなくなります。
幼いリディアが秘める才能を端的に表したイベントで、母親を失った悲しみの強さも感じ取れます。
ディアボロス
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スコール |
FF8
初出はFF8。後にリメイク版FF6にも登場します。
ぶんどる、エンカウントなし、時空魔法精製などFF8においては通常プレイでもやりこみプレイでも欠かせないアビリティが揃っており、序盤に入手可能なG.Fとは思えない程優遇されています。
じゃあ入手は難しいのかと言うと、グラビデの割合ダメージでガンガンHPを削れる上に、グラビデを使うとケアルガで味方のHPを回復してくれるという謎ギミックのおかげで簡単に倒せます。優しすぎでは?
リヴァイアサン
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無垢リディア | ガーネット |
FF4
無垢リディアを幻獣界に連れ去った張本人。リディア1人をさらうためにファブールの海兵が一体何人死んだことか。
ストーリー的にはリディアに召喚士としての力を覚醒させ、年齢も大人に成長させた重要ポジションなのですが、リディア誘拐事件が尾を引きすぎてプレイヤーからロリコン疑惑をかけられる不遇なお方です。
船は大破するしパーティはバラバラになるしギルバートは死にかけるし……幼女1人さらうために散々である。
FF9
暴走したブラネを止める力を付けるため、ガーネットが手に入れた召喚獣。苦労して入手したものの「この召喚獣ではブラネの艦隊を巻き込んでしまう」として結局召喚することはありませんでした。
ブラネを止める上で殺してしまっては本末転倒というのは理解できますが……何のために取りに行ったんだよ感が出てしまうのが残念ですね。
戦闘中に使うと、津波と共に本体が突っ込んでいきます。歴代リヴァイアサンは津波を起こすだけですが、本体も体当たりしてくれるのは9くらいでしょうか。
オーディン
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セシル | スコール |
FF4
カイナッツォに殺されたバロン王が幻獣として転生した姿。セシル達に試練を与え、見事乗り越えることができれば力を貸してくれます。
使用する技はお馴染みの斬鉄剣ですが、敵全体に成否判定を行い1体でもミスすると発動そのものがキャンセルされ、1体も倒せません。かすりもしません。そりゃカイナッツォにも殺されますわ。
城の兵士から話を聞くと「地下から王の声が……」という情報が得られます。オーディン撃破後に話を聞いても、まだ王の声が聞こえるようです。もう妖怪ハウスだろバロン城。
FF8
ダンジョン攻略からオーディン討伐までを20分で攻略すると仲間になる乱入型G.F。確率で戦闘に乱入してきて、敵を全て即死させて去っていきます。
ザコ狩りに優秀です。一方で、FF8はレベルを上げると難易度が上がる仕様なのでやりこみプレイでは嫌われることも。
主力の斬鉄剣はサイファーに返され、そのサイファーもギルガメッシュに一瞬で倒され、そのギルガメッシュはバッツに負けた過去があるとのこと。つまり力関係はオーディン<サイファー<ギルガメッシュ<バッツ。
バハムート
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ガーネット | クジャ |
FF7
FF7では基本形のバハムートの他に、バハムート改、バハムート零式など様々な亜種が存在します。
演出こそ長いもののその火力は絶大で、魔法防御無視の効果もあるため安定したダメージが見込めます。消費MPに目をつむれば最適な全体殲滅手段と言えるでしょう。
万が一取り逃すと再入手が不可能なため、マスターしょうかんもバハムート零式も手に入らないという危険な召喚獣です。
FF9
設定上最強の召喚獣。ダメージが9,999でカンストしてしまうFF9においては火力面としてはそこそこですが、演出時間中にリジェネでどんどんHP回復できるのが強いですね。
術者と同名の宝石から修得できるというのがロマンの塊です。名前、ディスク3になったらダガーからガーネットに戻せるイベントあっても良くないですかね?
フェンリル
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ティナ |
FF6
世界崩壊後にモブリスの村でフンババを撃退すると得られる魔石。味方全体に分身を付与する、FFBEの元ネタとも言える性能をしています。
テレポやデジョンなど、補助魔法を修得できる魔石です。即戦力にはなりませんが、長期探索の際に重宝するでしょう。
フェニックス
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レナ | ロック |
FF5
初出作品。タイクーン王の飛竜がレナの力になるためにフェニックスの塔から飛び降り、フェニックスに転生しました。
効果は敵全体に火属性ダメージ与えつつ戦闘不能者1人にアレイズ、そして蘇生者のMPを全回復というとんでも効果です。ただのアレイズじゃねえ何だこの技!?
世界中のアイテム屋で「フェニックスの尾」が売られているのを見るに、昔乱獲されて尾を引きちぎられる事件があったものと予想されます。
FF6
昔亡くなった恋人を蘇らせるためにロックが探している幻獣です。本来は8人で攻略すべきダンジョンに単独で挑み、見事踏破してしまうロックの探索スキルには驚かされます。
見事魔石を発見するものの、魔石にはヒビが入っていたため恋人を蘇生することはできませんでした。しかし、僅かに残った魔力で少しだけ生き返ったレイチェルはロックにセリスを大切にするよう告げ、絶命します。
レイチェルの最期の力でフェニックスの魔石は完全復活し、パーティ全員がリレイズを修得できる強力な装備として使えるようになります。
アニマ
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シーモア | ユウナ |
FF10
シーモアが母親を媒体に作り出した究極召喚です。アニマを使ってシンを倒せばシーモアママが次代のシンになるところでした。
写真が入った首飾りを大切にそうに持っており、僅かながら人間だった頃の面影が見えます。しかし、エボン=ジュに乗っ取られている状態のアニマでは写真が削られています。
FF10の召喚獣は祈り子が夢見る姿なのですが……母親が我が子と別れ自分がスピラを滅ぼす怪物になることを受け入れた悪夢が端的に表現されていますね。ペインを撃つたびに自身の体から血が吹き出す様子を見ると、いかにシーモアママが悪夢に苛まれているかが分かるでしょう。
そう思うと、ヴァルファーレの奴は自分をイケメンに見過ぎでは?
アレキサンダー
縁のあるキャラ | ||
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ガーネット | エーコ | ホープ |
FF9
イベント専用召喚獣。自分の力量を過信して御しきれぬ程の力を召喚した時に聖なる審判を下すという危険な存在でした。
作中最強の召喚獣という扱いであるバハムートを一瞬でボロボロにする圧倒的な戦闘能力を見せつける、おいしい見せ場を貰えています。
FF13
ホープの召喚獣。スノウへの復讐を企てていた時期に発現しなかったくせに、下界で数日生活していたら疲弊して発現したよく分からない召喚獣です。
スノウへの復讐の機会、突然日和だしたライトニングさん、街中の人から非難される現実、父親との確執、これだけ条件揃えた7章で何故修得しない……。
まとめ
以上、主な召喚獣の召喚獣の原作紹介でした。
FFBEでもそうですが、FFシリーズの召喚獣は強力な分コストが重く、使わないタイプの人は本当に一切使わずにクリアするそうです。中には1発で3桁近いMPを消費するのもいますし、仕方ないか。
FF7以降は演出が長くて戦闘のテンポが悪くなってしまうんですよね……。FF9は演出の長さを利用して「いつでもリジェネ」で回復するのがテクニックの1つみたいになっていますし。それを加味すると、やはり一番お世話になるのはFF5でしょうか。
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