【FFBE】FF7AC原作紹介
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)で明日から始まるイベント、FF7ACについて記載しています。FF7ACとは何か、原作とどのように違うのかなどを簡単に紹介します。
FF7ACイベント開催
11月上旬の周回イベントはFF7ACに決まりました。既存星7キャラのボーナス率が75%に落ちていたり、ドロップ1,000のボーナスモンスターが消えていたりとツッコミどころは多々ありますが一旦置いておいて。今回はFF7ACの原作紹介です。
FF7の派生作品の1つでありながら全くの別物なので、どういった作品なのかという点を紹介していきます。以下FF7AC及びFF7本編のネタバレを含みます。
FF7関係ブログ | |
---|---|
古代種の神殿原作紹介 | ダチャオ像原作紹介 |
苦戦したラスボス/弱かったラスボス | FFシリーズのキャッチコピー |
KHに登場するFFキャラ達 | - |
FF7ACとは
FF7ACは正式名称「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN」といい、FF7の原作から8年後に発売された映像作品です。映像作品であってゲームではありません。DVDと同時にPSPでも販売されたためゲームと思って購入した例もいくつかあるそうです。
第62回ヴェネチア国際映画祭にて全世界に初公開されました。ゲーム派生作品のCGアニメが国際映画祭に出典されるのは大変珍しいことです。
本編の2年後の物語
FF7ACは本編の2年後、エンディングラストシーンから498年前の話です。セフィロスの思念体であるカダージュ、ヤズー、ロッズの3人とクラウドとの戦いが描かれます。
カダージュ達3人はリユニオンのためにジェノバの首を探しており、クラウドがジェノバの首を隠していると考えて襲いかかってきました。全く覚えがないクラウドからすれば迷惑な話。ヴィンセントや生きていたルーファウス神羅から3人についての情報を集めていきます。
一方3人組は神羅が立てた慰霊塔にジェノバの首があるのではないかと考え、街のド真ん中にバハムート・震を召喚して慰霊塔を壊そうと考えました。街に入り込む大量のモンスターとバハムート・震を倒すためにクラウドとかつて星を救った仲間達が集まります。
世界は平和になったのか?
FF7のラストで見事ホーリーを発動させ、メテオによる星の崩壊を阻止。世界の滅亡を免れたのも束の間、今度は星痕症候群という謎の奇病が蔓延し始めました。
星痕症候群は発病すると体の一部に痣ができ、体中に痛みが伴う病気です。病状が悪化すると全身から泥のような何かが溢れ出し最悪の場合死に至ります。主に子供に発症しやすい病気とされていましたがクラウドも発症してしまい、ティファやマリンと距離を置いて教会で孤独に暮らしているようです。
星痕症候群という新たな人類の危機、そしてクラウドの前に現れるジェノバを求める謎の3人組。FF7本編とはまた異なる雰囲気の戦いが始まります。
アドベントチルドレンの意味
アドベントチルドレンは「主人公が過去に犯した罪が2年後の世界観を作っているため、その犠牲になっている子供たちを救済する」という意味を持ちます。メテオの発動はクラウドが黒マテリアをセフィロス(ジェノバ)に渡してしまったことが原因ですし、もっと言えばアバランチのテロ活動によって数万人単位の犠牲者が出ていました。
FF7ACではクラウドやティファといったFF7本編で登場したキャラだけではなく、デンゼルという幼い孤児が登場します。デンゼルは七番街プレートの落下によって両親を失い、メテオとホーリーの衝突の余波によって引き取ってくれた義母も失っているのです。
そんなFF7本編の裏で被害に合っていた孤児に焦点を当て、本編で大きく焦点を当てられることのなかった罪とクラウドが向き合います。
各キャラの動き
クラウド
クラウドはFF7原作終盤で明るい性格になったのに、FF7ACでは再びFF7序盤のような性格に戻っていました。遅れていた精神年齢を取り戻したのかもしれません。
本編終了から2年後のクラウドは「ストライフ・デリバリーサービス」という運び屋業を担っており、愛車フェンリルに乗って世界中どこへでも荷物を届けてくれます。
そもそもセフィロスを倒したところで街の外に生息するモンスターは消えていないわけで。街から街への荷物運びは一般人には大変危険です。そのため戦闘力の高いクラウドの運び屋業は需要があるのでしょう。神羅カンパニー崩壊に伴い治安も悪化していますから。
世界各地を巡っている
クラウドはメテオの発動やその後の星痕症候群の発生を自分の責任だと考えています。運び屋業で世界各地を回っている中で被害に苦しむ人々を見る度にその思いは募っていき、自分が平穏な生活を送ることは間違っているのではないかと思い至りました。
罪の意識に苛まれる中でカダージュ、ヤズー、ロッズの3人に突然襲われます。仲間達との関わり合いやエアリスの想いによって罪と向き合うことを決意したクラウドは、擬似的に復活したセフィロスを打ち倒し仲間や子供たちに囲まれながら笑顔を取り戻すのでした。
ティファ
ティファはバー「セブンスヘブン」を再開しており、本編序盤と同じようにマリンと一緒に暮らしています。
FF7本編の最終決戦後はクラウドとも一緒に生活していたのですが、クラウドが突然家を出ていってしまったので行方知れずになったクラウドを案じているようです。
リミット技連発のド派手なアクションシーン
ティファは旧伍番街の教会でロッズと戦闘します。ティファの戦闘シーンは本編のリミット技の動きを多く取り入れており、掌打ラッシュ、水面蹴り、サマーソルト、そしてメテオストライクと非常に派手に動き回ります。
……まぁ、負けるんですけど。そういえばFFBEのティファは雷属性の技を扱えるようですが、FF7AC作中では電撃を浴びせられる側です。
カダージュ
カダージュはFF7の敵キャラの一角です。肉体を失い精神だけの存在になったものの、ライフストリームの中を拡散することなく漂い続けるセフィロスの思念体。復活を求めるセフィロスの精神に従い母さん=ジェノバを求めて行動します。
セフィロスの意志に従った行動をするものの、カダージュはカダージュで自我を確立しているので母ジェノバへの狂愛だけを糧に動きます。青年のような見た目に反して幼い子供のような言動が目立つのもそのため。ジェノバ細胞を手に入れてリユニオンをすれば母さんに会えると信じています。
実際リユニオンをしてもジェノバに会えることはなく「自分の意志と思って行動していたが実はリユニオンの本能に動かされていただけ」という点は、本編のクラウドと同じです。
セフィロスに最も近い存在
カダージュはセフィロスの「残忍さ」を強く受け継いでおり、3人組の中ではリーダーのような立ち位置を務めています。高い近接戦闘能力を備えており、さらにマテリアを腕に埋め込んで魔法の使用やバハムート・震の召喚などもこなしました。
マテリアって確か武器防具の穴にはめ込む設定じゃ……というのは野暮。最終的にジェノバ細胞を利用してリユニオンを行い、セフィロス復活のための媒体となります。
ヤズー&ロッズ
ヤズーはセフィロスの「妖艶さ」を、ロッズはセフィロスの「力強さ」を受け継いでいます。ヤズーの方は落ち着いていて感情の変化に乏しく、ロッズは激昂したり泣き出したりと感情の波が大きいキャラです。
トラマス報酬の「ベルベット・ナイトメア」はヤズーの武器で、3人の中では中遠距離戦を得意としています。カダージュとロッズは近接型。特にロッズはティファを倒す程の高い実力を誇ります。
その他の皆さん
キャラ | 活躍/背景 |
---|---|
バレット | ・2年後は油田の採掘を仕事としている ・マリンと離れているので心配で仕方ない ・武器が変形可能になり、有事以外では銃口が出ない ・戦闘中に弾づまりを起こす ・大ダメージの危機をユフィとクラウドに助けられる |
ヴィンセント | ・3人組に苦戦するクラウドを救出 ・3人組に使っていたツォンとイリーナを救出 ・マリンに「携帯電話持ってないの信じられない」と言われたのを気にしている ・人外の肉体を持つゆえの奇抜なアクションを披露 |
レッドXIII | ・頭にケット・シーを乗せて登場 ・セリフ一言のみ |
ケットシー | ・モーグリはなく、ネコ部分のみの登場 ・モーグリがいないので戦闘部分は不参加 |
ユフィ | ・バハムート震戦で登場 ・カダージュが戦闘に使用したマテリアはユフィの物らしい |
エアリス | ・クラウドの意識の中に登場し叱咤激励してくれる ・カダージュ達を昇天させる |
シド | ・新たな飛空艇シエラ号に乗って駆けつける |
セフィロス | ・カダージュ達を使って復活を目論む |
ルーファウス | ・本編でダイヤウエポンの襲撃を受け亡くなったものと思われていたが生きてた ・カダージュ達が探すジェノバの首を持ってる |
ツォン | ・本編で瀕死の重傷を負い退場したが生きてた |
レノ | ・本編同様、特殊なロッドと体術を使った戦闘を披露 ・独特な口癖も変わらず |
ルード | ・レノと共にルーファウスを守っている ・サングラスが壊れてもすぐに予備を取り出す |
イリーナ | ・ツォンと共にカダージュ達に捕まるもヴィンセントに助けられる |
デンゼル | ・FF7ACのオリジナルキャラ ・クラウドと暮らしている孤児 ・星痕症候群を発症している ・実の両親は七番街プレート落下で死亡 ・その後リーブの母親に引き取られるがメテオ対ホーリーの余波で死亡 |
90分程度の内容に対し登場人物が多いので、どうしても出番の量に差があります。クラウドとティファを除くと一番出番があるのはヴィンセントでしょうか。本編で仲間にならない可能性があるキャラとは思えません。
FF7ACはストーリー性よりもアクションシーンに重きを置いた内容なので、パーティメンバーが勢揃いして全員でバハムート・震と戦うシーンはなかなか熱いですよ。
まとめ
序盤から終盤までアクションシーンの連続なので、派手なアクションが好きな方は楽しめる作品だと思います。私は観ていないのですが、追加シーンなどがあるFF7ACCというのもあるそうです。
明日からFF7ACイベントが開催されますし今週末は3連休。FF7既プレイだけどFF7ACは知らないという方は一度観てみるのもおすすめですよ。
関連記事
アルテマFFBETwitter | Q&A |
雑談掲示板 | ガチャ研究所 |
ぞう
FFBEの攻略情報をまとめています。
※アルテマに掲載しているゲーム内画像の著作権、商標権その他の知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します
▶FFBE公式サイト