【FFBE】時系列で見る連撃アビリティ
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)の連撃アビリティのまとめです。キャラの実装順に、どのような連撃アビリティがあるのかを簡単にまとめてみました。
連撃アビリティはもはや常識
星7覚醒以降、習得アビリティを1ターンに複数回使用することができる、いわゆる「連撃アビリティ」の習得者が増えてきました。
両手持ちの火力を持って二刀流と同等かそれ以上の手数で攻撃できる。そりゃ二刀流キャラは廃れますわ。
しかし、そんな連撃アビリティも星7解禁後半年もすれば次第に格差が広がってきました。そこで今回は、今までに実装された連撃アビリティについて簡単にまとめてみました。
FFBEサービス開始直後(2015.10~)
キャラ | アビリティ |
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クルル | 【れんぞくま】 習得している魔法を2回使える |
FFBEサービス開始直後から、連撃アビリティは存在していました。星3-4クルルが使う「れんぞくま」です。
「W黒魔法」「W白魔法」ではなく、色問わず使えるれんぞくまである点が注目を集めました。星4止まりのキャラでは最も当たりとの声もありましたね。
とはいえ、あくまで星4止まりのキャラ。ステータスや習得アビリティの低さから一線級の性能をしていたわけではありません。
星6スタート解禁(2016.2~)
キャラ | アビリティ |
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にとうりゅう | 【にとうりゅう】 ・武器を2本持てるようになり、物理攻撃の発動回数が増える |
ライトニング | ・自前2刀流習得者 ・初のレベル100解放者 |
リュドミラ | ・トラマス報酬が「れんぞくま」 |
2016年頭に星6レアリティと星5スタートキャラの排出が開始し、自前で二刀流を習得することが大きな話題となりました。イベントもボスもライトニングで殴れば勝てる、という大味な感じになりましたね。
ライトニングガチャの副産物となるリュドミラも人気のキャラです。「W黒/白魔法」のトラマスをすっ飛ばして「れんぞくま」のトラマスを実装したため、これは腐らないだろうと期待した方が多かったようです。
結果として、物理も魔法も2回攻撃が当然という環境になっていきました。この環境は長いこと続き、しばらくの間連続行動に関わるアビリティは実装されません。たまに出ても、れんぞくまやW白魔法程度です。
賢者サクラ実装(2017.5~)
キャラ | アビリティ |
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桜雲サクラ | ・迅と名の付くアビリティを2回連続で使える ・連続使用で威力が上がるアビリティが話題を呼ぶ |
CGキャラ第二弾として、賢者サクラが実装されました。連続使用で威力が上昇する「迅・終の豪雷」を使いこなす雷属性魔法アタッカーです。
最大威力まで上昇した「迅・終の豪雷」を2連続で放った時の火力は絶大で、鉄巨人のHPトリガーを無視して倒し切るという芸当をやってのけるほど。
魔法攻撃専用のボスブラッディムーンの存在もあり、圧倒的価値を誇りました。この賢者サクラ以降、自身が習得するアビリティを複数回使えるというキャラが増えていきます。
増える連撃アビリティ習得者
キャラ | アビリティ |
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プロンプト | ・常時2回行動可能 ・ただしアビリティの倍率や両手持ちパッシブに乏しい |
ティズ | ・状況限定で2回行動可能 |
リーラ | ・常時2回行動可能 ・状況限定で3回行動可能 |
サクラ以降連撃アビリティの習得者が続々と現れますが、全員が全員使い勝手がいいわけではありません。
ブレイブリーデフォルトキャラは全員が2回行動可能な「ブレイブ」を使えますが、条件を満たさないと使えないため安定感に欠けるところがあります。条件を安定して満たせれば、当時としては高火力だったのですが……。
リーラは常時2回、準備をすれば3回行動ができるようになります。準備するより毎ターン2回ずつ攻撃した方がダメージが伸びそうに見えますが、エレメントチェインの倍率やHPトリガーを一気に飛ばせる兼ね合いで3回攻撃が好まれました。
星7解禁直前(~2017.10)
キャラ | アビリティ |
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洸洋ニコル | ・味方を強化するアビリティを2連続で使用可能 ・「魔源還流の陣」の2連発動は今なお最高クラスのMP回復手段 |
レナ(SO2) | ・攻撃/回復/バフなど種類問わず2連続で発動可能 |
攻撃手段ばかり連撃アビリティが目立ちますが、回復や補助においても連続行動が当たり前になっていきました。
今なお最強クラスのバッファーである洸洋ニコルは、防御を上げつつ被ダメ軽減をかけるなど、連続行動を活かして味方を大幅に強化することができます。ニコル実装前はロイがトップでしたが、歌アビリティの行動制限が重いため洸洋ニコルに席を譲る形になります。
スターオーシャンコラボのレナは習得アビリティの幅が広く、バフをかけてから攻撃などユニークな動きができました。直後に星7解禁が来なければ……。
星7解禁直後(2017.11~)
キャラ | アビリティ |
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スコール | ・両手専有大剣を持って2連続行動 |
リノア | ・常時2回魔法を撃てる ・9ターンに1回だけ、事前準備をすることで3回魔法を撃てる |
皇帝 | ・「地獄の業火」のみ2連続使用可能 ・ただし武器が固定される |
ティーダ | ・状況限定で2~3回行動が解禁される |
トランスティナ | ・6ターンに1度だけ4連続行動ができる ・1ターン目も4連行動可能。ただしアクセサリ枠が圧迫される ・事前準備をすれば高頻度で2連撃アビリティ使用も可能 ・常時2回魔法を撃てる |
会場にブリザジャが放たれた2周年イベントを経て、星7レアリティが解禁されました。今まで連撃アビリティを使えなかったキャラも複数回行動が可能になり、大きく成長しました。
特に際立ったのはトランスティナでしょう。4回行動という常軌を逸した手数を誇り、しかも多段ヒットなのでエレメントチェインを狙えます。「真アンテノラ? 秒で殺るわ」と言わんばかりの活躍を見せました。そのせいで、ダビーが火/闇に強いという露骨な対策をされたことも。
新規キャラとして実装されたスコールとリノアは、それぞれ2回行動が可能です。リノアは9ターンに1度と制約が重いものの、当時としては珍しい3回行動もできます。2回行動主流時代に3回行動とは強いですね(重要)。
2017年年末(2017.12~)
キャラ | アビリティ |
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ブチ切れ シャントット |
・常時3回魔法が撃てる ・全属性攻撃ができる ・連続使用で魔法の威力が上昇する |
ヒョウ | ・常時2回行動が可能 ・状況限定で3回行動ができる ・最後の一撃に威力が詰まった聖光爆裂破系アビリティを習得 |
先月9ターンに1回だけ3連続魔法が撃てるリノアが実装されたと思ったら、常時3連続魔法が撃てるブチ切れシャントットが実装されました。事故でしょこれ。
魔法のインフレは言わずもがな。物理もチェイン役でありながら1人でフィニッシャーも兼ねるヒョウが実装され大きくインフレしました。オメガに強い雷属性が得意なのも大きく、武器が豊富な大剣が得意なのも追い風です。
連撃アビリティとは関係ありませんが、年末にはこれに加えてサンタローゼリアという圧倒的回復力を持つヒーラーも実装されています。ラピスの温存期間がありません。
2018年年明け(2018.1~)
キャラ | アビリティ |
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イグニス | ・補助アビリティを2種類使える ・ただし使えるようになる前に事前準備を必要とする |
シトラ | ・召喚系アビリティを2連続で撃てる ・召喚ゲージがないと…… |
レナス | ・常時3連続行動 ・ただし同じアビリティは使えないなど制約も大きい |
フレイ | ・常時3連続行動 ・ただし同じアビリティは使えないなど制約も大きい |
アリューゼ | ・常時3連続行動 ・ただし同じアビリティは使えないなど制約も大きい |
年が明けても、連続行動可能なキャラは続々と増えていきます。
ヴァルキリープロファイルコラボのキャラ達は常時3連行動が可能な新時代のアタッカー……と思いきや、同じアビリティの連続使用禁止など制約が設けられており、過剰にインフレすることはありませんでした(それでも超強いのですが)。
多段ヒットのチェインアビリティを3連続で放ったりできたらマズかったですね。
最強の魔法剣士爆誕
キャラ | アビリティ |
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クラサメ | ・常時2回行動 ・状況限定で3回行動可能 ・物魔複合とはいえ、1,000%以上のアビリティを連発する |
FF零式より、クラサメが実装されました。魔法剣士キャラということで難しいジャンルに思えましたが、魔力上昇を気にせずに物理方面に特化させると火力が大変なことになりました。
威力2,400%の「絶剣・暮雨」を3連続で撃つ姿は鬼神としか言いようがありません。LBは撃つと高倍率の自己バフと敵に氷耐性デバフかけた上で3回行動解禁という、やりたい放題が過ぎる性能をしています。
2回攻撃でも強いのに、どうして3回攻撃が搭載されているのでしょうか。こうなって来ると元祖魔法剣士クンシラの立場が……。今や魔法剣士も両手持ちの時代です。
一月でインフレするフィニッシャー格差
キャラ | アビリティ |
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魔剣士ルーネス | ・常時2回行動可能 ・威力750%の攻撃を撃つ度にHPが49%減る |
イグニシオ | ・常時2回行動可能 ・初動限定で3回行動可能 ・実質威力1,000%の攻撃を撃つ度に自身のLBゲージが300上昇する |
どうしてこうなったんだよ。強力な攻撃にデメリットが設けられるのは理解できますが、魔剣士ルーネスより高威力の攻撃を撃ちつつさらに特典も付いてくるイグニシオは……何なんでしょう。まあ、斧の強化が難しいという欠点はありますが。
イグニシオは初動限定で3回行動が可能です。魔剣士ルーネスよりもアビリティの性能が高いくせに行動回数も多いって? クリスタルに選ばれた勇者よりも六盟傑の方が強いと言わんばかりの性能差ですね。
魔剣士ルーネスとイグニシオの最大の問題は、実装までの間隔が一ヶ月しか空いていないということ。半年くらい経っているならまだしも、これは早すぎます。魔剣士ルーネスの自傷いらないのでは?
ゼノギアスキャラ達
キャラ | アビリティ |
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エリィ | ・常時3回行動可能 ・状況限定で5回行動可能 |
フェイ | ・常時2回行動可能 ・状況限定で3回行動可能 |
マリア | ・常時2回行動可能 ・状況限定で3回行動可能 |
シタン | ・常時2回行動可能 ・その気になれば毎ターン3回行動可能 |
2ヶ月に渡るゼノギアスコラボは壮絶でした。片や9ターンに1回だけ3回行動のリノアと、常時3回/状況限定5回行動のエリィが同じレアリティらしいですよ。
エリィは5回行動のための事前準備で敵の属性耐性を100%デバフ=与ダメ2倍にするため、捉えようによっては10回殴ってるようにも思えます。扱える属性の幅も広く、隙がありません。
シタンは使うアビリティを上手く調整すれば、最初のターン以外常に3回行動ができます。2回行動の連撃アビリティ持ち全員を嘲り笑うような圧倒的火力が魅力です。まだ両手専有の刀という将来性を残しているのも恐ろしいところですね。
まとめ
以上、時系列で見る連撃アビリティでした。時代はもう常時3回行動に移行しつつありますね。年末には常時4回行動さえ視野に入るかもしれません。
こういうインフレが進むと、昔のボス戦が楽しめなくなるのが残念です。アイガイオンもブラッディムーンも当時はギミックを意識した戦略性がありましたが、最近のキャラならアタッカー入れられるだけ入れて殴ればあっさり終わるので。
ギミックやHPトリガーを熟知してボス戦の駆け引きを楽しむ意味でも、過度な火力インフレはしないでほしいところです。まあ、無理だと思いますが。
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