【FFBE】FFBEオリジナルキャラ紹介その15
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)のオリジナルキャラ紹介第15回です。今回はライオンの姿をした剣士レオポルドについてのお話です。
連載第15回
ストイベ復刻の兆しがないのでたまにはストーリーについて書いてみます。
今回はエレフィムの回……と言いたいところですが、主役はレオポルドです。剣士の青年レオポルドがいかにしてライオンの姿を得たのかというストーリーです。
実装時に専用ストーリーが用意されていなかったメディエナ、ティム、ミィムの補完もされています。
不思議の森の獅子
レオポルドの家は剣士の家系であり、代々国一の剣士を排出してきた名門でした。しかしレオポルドは能力に恵まれず、父親の期待に応えることができない自身を恥じていました。
そんな時にどんな願いも叶える大魔導士の噂を聞き、願いを叶えてもらうべく旅に出ました。七つの山を越え、八つの谷を越え、九つの川を越え、辿り着いた森でついに大魔導士メディエナに会えたのです。
早速「自分を父の期待に応えられる程強くしてほしい」と願ったものの、ゾブリザの研究に没頭していたメディエナは邪魔だったレオポルドをカエルの姿に変えてしまうのでした。
主な登場人物
キャラ | 活躍 |
---|---|
レオポルド | ・今回の主役 ・家系に相応しい実力を手に入れるためにメディエナに会うが、カエルにされる |
メディエナ | ・無課金では入手出来ないと噂の大魔導士 ・ブリザドを軸とした連続使用で威力が上昇する魔法について研究していた ・研究中に大声で騒ぐ青年が邪魔だったので、カエルにしてしまう |
ミィム | ・森の全ての動物と会話ができる妖精族の少女 ・行方不明のティムを探している途中、見慣れないカエルに出会う |
ティム | ・妖精族の少年 ・水の精霊を怒らせて水の底に沈められるが、見知らぬカエルに救出される |
エレフィム | ・妖精族の女王 ・人間が好きなので、レオポルドに協力してくれる ・メディエナと同等以上の実力の持ち主 |
マグナ | ・メディエナの弟子 ・メディエナの持っていた魔導書から「ライオン化の魔法」を習得 ・レオポルドをライオン化させた張本人 |
フォレルスケット | ・はぐれエルフ ・料理に対して並々ならぬ情熱を注ぐ料理人 |
レオポルド
レオポルドは人間の剣士でした。それがメディエナにカエル化させられてしまい、途方に暮れていたところで妖精族に助けてもらい、再びメディエナに会いに行きます。
しかしそこにいたのはメディエナの弟子を名乗る少年でした。少年は「自分でも解呪はできる」と言うので任せてみると……実はライオン化の呪いをカエル化の上からかけられてしまいます。
メディエナ曰く「ライオン化の解呪は本人にしかできない」とのこと。こうして、レオポルドとメディエナの弟子、マグナは解呪手段を探す長い長い旅に出発します。
メディエナ
メディエナは遥か遠くの国にまで名を轟かせている大魔導士です。会えば願いを叶えてくれるという根も葉もない噂を信じて、レオポルドはメディエナに会いに行きます。
遥か昔にエレフィムに魔法勝負で負けたことがあり、今でもエレフィムとの再戦の機会をうかがっていますが……エレフィム本人が戦いに乗り気ではないため再戦はかないませんでした。
レオポルドのカエル化を解除しようと思ったらマグナのライオン化で上書きされてしまったので、レオポルドを人間に戻す手段がなくなってしまいました。弟子に解呪手段を治す旅を命じ、自分は後方から後を付けていくのでした。
メディエナの魔導書
メディエナの持つ魔導書には数多くの魔法や呪いが収められており、マグナはそれを盗み見することでライオン化の魔法を習得してしまいました。
しかし、肝心のライオン化の解呪手段のページは紛失しているため、メディエナはライオン化を「禁呪」として定めていたのですが……マグナがそれに気付かず使ってしまいました。
FF界において、カエル化やブタ化、モーグリ化や小人化は珍しくありません。しかしライオン化は初出です。多分。メディエナの魔導書のレベルの高さが伺い知れます。
ミィム
ミィムは妖精族の少女です。森にいる全ての動物と会話ができるという能力を持っています。
ティムを探している途中に森では見慣れないカエルを見つけたため話しかけてみると、カエルは「魔法でこんな姿にされた元人間」であると主張します。もちろん、レオポルドのことです。
元々根が真面目でお人好しのレオポルドは、自身がこんな状況であるにも関わらずミィムの人探しに協力するのでした。
ティム
ティムは妖精族の少年です。いたずら好きでやんちゃな性格をしており、今日も水の精霊をからかって遊んでいました。
水の精霊の怒りに触れ、湖の底に沈められていたところ、見知らぬカエルが水底から引き上げてくれたので助かりました。ティムは「水の底になんて普通は行けないから面白かった」と反省はしていない様子。
ミィムはティムを助けてくれたお礼に、レオポルドを妖精族の女王の元に案内してくれます。女王であれば、カエル化したレオポルドを元に戻してくれるかもしれないと期待して。
エレフィム
エレフィムは妖精族の女王です。人間好きであるエレフィムは、レオポルドの事情を知るやすぐに協力してくれます。
メディエナとは旧知の仲なので、自分からカエル化を解除するように頼んでくれるとのこと。こうしてエレフィムと共にメディエナの元に向かったレオポルドですが……そこにいたのはメディエナの弟子を名乗る少年だけ。
少年は「カエル化を解除する」という約束を破棄してレオポルドをライオンに変えてしまいます。約束を破ったことがエレフィムの逆鱗に触れ、マグナは魔術で拘束され、尋問されることに……。
マグナ
マグナは、いずれメディエナをも越える大魔導士になると夢見る魔法使いの少年です。生意気ですが志は高く、相当の実力も秘めています。
いたずら心が先立ちレオポルドをライオンにしてしまうのですが、それが術者本人にしか解呪できない魔法であると知り、レオポルドと共にライオン化を解呪する旅に出ます。
正反対の二人
マグナは自己中心的な少年でした。自分の実力ならばできないことはないと豪語し、「他人(父)のために」強くなりたいと願ったレオポルドのことが一向に理解できません。強くなるとは、すべからく自分自身のためであると主張するのです。
一方のレオポルドは誰かを守るために強くなりたいと、マグナとは真逆の主張を掲げます。思想の真逆な2人は度々衝突しながら旅を続けていきます。
とある森で、はぐれエルフのフォレルスケットに遭遇しました。フォレルスケットは食材のためなら何でもするという料理根性の持ち主で、ライオン化したレオポルドの興味を持ちますが……?
フォレルスケット
フォレルスケットはエルフ族の青年で、森に暮らしながら日夜料理の研究をしていました。曰く「この森は目に映るもの全てが食材だ」とのこと。そう、彼はモンスターすら食材として調理してしまうのです。
レオポルドとマグナは「自分達も食材にされる」と疑念を抱きフォレルスケットから離れますが、脅威の運動性能を誇るフォレルスケットからは逃げられず、結局フォレルスケットの家に行くことに。
しかし、フォレルスケットは2人を食べるつもりなんてありません。ライオン化の話を聞き、解呪できるかもしれないと料理を振る舞ってくれるのでした。
はぐれの森の料理人
フォレルスケットの料理を食べたマグナは、料理から魔法のような感覚を感じ取ります。ただの料理人でありながらここまでの魔力を作り上げる腕前に関心を持ち、解呪の手がかりになるのではと考えるのでした。
プライドの高いマグナにとって、人に頭を下げることは簡単ではありません。しかし、長い旅路の中で友情が芽生えていたレオポルドを助けるため、恥を忍んでフォレルスケットに調理法を見せてもらいます。
フォレルスケットの調理法に自身の魔力をかけ合わせた、解呪魔法の完成です。早速マグナはレオポルドに魔法を試しますが……この解呪魔法を扱うにはマグナの魔力が足りず結局解呪は失敗に終わります。
底抜けのお人好し
失敗を嘆くマグナに対し、レオポルドは「マグナはいつか大魔導士になるんだから、それまで待ってる」と声をかけてくれます。マグナはレオポルドのお人好し加減に呆れつつも、成長を約束して物語はハッピーエンドに……なりませんでした。
2人の前に突然エレフィムが現れます。マグナは「レオポルドの呪いを解く」と約束して旅に出たのに、レオポルドは元の姿のまま。2度も自分の前で約束を破ったマグナに対し、エレフィムは本気で襲いかかってきます。
そこにメディエナが現れ、エレフィムとの戦闘に突入。メディエナは本気状態のエレフィムと戦うことを夢見ていたため、2人に代わって戦ってくれます。2人の戦いは三日三晩続き、そのレベルの高さたるやマグナ曰く「あと100年は修行が必要」とのことでした。
そして生まれし妖精譚
家に戻ったレオポルドですが、ライオンの姿になった息子を父親は認めてくれませんでした。そりゃそうだ。しかし、元々が素直で優しい性格のレオポルドですから、町の人々は次第にライオン姿のレオポルドに違和感を覚えず生活するようになっていきます。
たまにマグナが町にやって来て、解呪魔法を試してくれるのですが……なかなか成功しません。それでも、日々レベルが上がっている様子が伝わってきます。
人間好きの妖精、エレフィムもよく町にやってくるようになりました。そして、町の子供達に語り聞かせるのです。不思議の森の獅子のおとぎ話を。
イベント限定装備
装備 | ステータス |
---|---|
カレイドムーン (アクセ) |
・防御/精神+3 ・魔力+15 ・魔力+20% |
リオンサーブル (剣) |
・攻撃+58 ・風/土属性付与 |
メディエナの髪飾りと、レオポルドの剣です。イベント装備としては、どちらもなかなか優秀な性能をしています。
カレイドムーンは固定上昇とステータス上昇を両方兼ねるアクセサリーなので、400%上限間近の時に調整に使えます。リオンサーブルは2属性武器なので、真ギルガメッシュや真テュポーンの行動抑制に役立ちました。
まとめ
本来バフ&デバフのサポート役であるエレフィムが、まさかメディエナ以上の魔力の持ち主であるという衝撃のストーリーでした。ゾブリザで暴れ回るメディエナの魔力と言ったら相当なんですが……。
中旬のストーリーイベントキャラでしたが、何故かこの月はCGLBキャラではありませんでした。ヒョウやシトラの後だっただけに、CGLBを期待していた方も多かったのではないでしょうか。
クリムゾンの例もありますし、定期的に本編とは直接的な関わりの薄いキャラが実装されるのかもしれません。アクスターまでいって、ストーリーキャラも一応今は一段落と言えますから。
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