【FFBE】FFBEオリジナルキャラ紹介その17
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)のオリジナルキャラ紹介第17回です。今回はアルドール軍に潜むヘスの子のスパイを軸にした物語です。
連載第17回
いつかストイベの復刻がされるようになったら止めようと思っていた連載も、気付けば第17回とな。オリジナルキャラのストーリーを使い捨てはもったいないので、3周年前後のアップデートでいつでも読めるようにはならないでしょうか。
と思っていたら、アイリーンやロイなどの掘り下げイベントが追加されるそうです。ストーリー方面にも手を加えられ始めたので、復刻は期待……できるかな?
アイリーンは第3回、ロイは第2回、シルヴィアは第9回でそれぞれ紹介していますので、キャラエピソード実装前の復習がてらバックナンバーもよろしくお願いします。
非情は七色
アルドールの施設内に、ヘスの子の侵入者が現れました。急いで侵入者を見つけ殺そうと躍起になるアルドール兵の中で、シャタルだけは乗り気ではありません。捕らえるのはともかく、何も殺さなくてもいいのではないかと。
そんなシャタルは、侵入者を見つけるも逃してしまいます。友人にして上官であるドミノは敵を見逃すシャタルの姿勢に憤慨しますが、どこか憎めない様子。
ある日ヘスの子のアジトを襲撃する大規模な任務を受けて、シャタルとドミノは共にヘスの子のアジトへと向かうのでした。
主な登場人物
キャラ | 活躍 |
---|---|
シャタル | ・アルドール軍の兵士 ・貧しい家庭の出身で、兄弟を笑わせようと常に明るく振る舞っていた ・軍内でも周囲を笑わせようと軽口が絶えない ・ドミノとは同僚だったが、優秀なドミノが出世して上官になってしまう ・常に忙しそうなドミノをリラックスさせるべく、何とか笑わせようといつも考えている |
ドミノ | ・アルドール軍の兵士 ・真面目で厳しい性格だが友人であるシャタルには甘く、ミスを隠蔽してあげることも ・両親もアルドールの中枢に座する根っからのアルドール気質 ・しかし階級が上がるにつれてアルドールの姿勢に疑問を抱いていく |
ヒョウ | ・最近入れ替わりになった四闘星 ・皇帝の命令でアルドール軍に潜むスパイを殺す任務に就く |
ナズー | ・ヒョウを倒して四闘星に替わろうとするも返り討ちにあう ・十番から四番へ成り上がろうとするのは流石に欲張りすぎでしょ君 |
イシル | ・ヘスの子のアジトが襲撃された際、仲間を逃がすために殿を務める ・シャタルが過去に侵入者を逃してくれていたことを知り、ヘスの子に勧誘する ・イケメン(シャタル評) |
フラニス | ・ヘスの子のアジトが襲撃された際、仲間を逃がすために殿を務める |
シャタル
シャタルはアルドール軍に所属する兵士の一人です。貧しい家族を喜ばせるために、兵士稼業に向いていないことを自覚しながらも軍に身を置いていました。
軽口が絶えず飄々とした性格で、冷徹で残虐なアルドール兵士(同僚達)には常に無視されていましたが、中には必死に笑いを堪らえようとしている兵士もいたようです。
実力は確かなのですが敵を殺さず見逃してしまうツメの甘さから評価は低く、友人であるドミノに先に出世されてしまうのでした。
ドミノ
ドミノはアルドール軍に所属する兵士の一人です。圧倒的速度で階級を上げていったエリート兵なのですが、階級が上がる度にのしかかる忙しさや責任から最近は少しお疲れ気味。
そんな日々の中でも、シャタルと冗談を言い合う時間だけは軍のしがらみを忘れて心が休まっていたようです。
現在の階級では現地任務よりもデスクワークの方が多いようですが、ヘスの子のアジトを襲撃するという大規模な任務では駆り出され、シャタルと共に戦線に立ちます。両手に持ってるトンファーが超強い。
ヒョウ
ヒョウは最近新しく四闘星となった謎の人物です。アルドールに加わってまだ日が浅いためかまだ皇帝にも真に信用されてはいないようで、力を試すかのようにスパイ捜索を命じられます。
自らスパイが食いつく情報を流出させスパイを誘き出すも、軍内部では無関係のシャタルにスパイ疑惑がかけられていました。呆れながらもシャタルを救出し、共にスパイを追い詰めに向かいます。
ヘスの子のアジト
ヘスの子のアジトを襲撃したアルドール軍でしたが、アジトはもぬけの殻となっていました。襲撃が何故バレていたのかと不思議がるシャタルとドミノの前に、ヒョウが現れます。
「アルドールの中にヘスの子のスパイが潜んでいる。見つけ次第殺す」。そう言って、ヒョウは二人の前から姿を消します。ドミノはいつも敵を見逃してしまうシャタルこそがスパイなのではないかと疑問を投げかけますが、シャタルは強く否定します。
スパイ疑惑
ある日、突然シャタルにスパイの疑惑がかかります。当然身に覚えのないシャタルは否定しますが、銃殺される状況になってしまい必死に逃げ出します。
どうにかこうにか兵士達をまいたものの、四闘星に見つかってしまいました。もう逃げられないと悟ったシャタルは死んでもベッドの下だけは探らないでくれと遺言を残し、ヒョウに殺されることを受け入れます。
しかし、予想外なことにヒョウはシャタルを殺しませんでした。むしろ、ここにいては兵士達に見つかるといって外に連れ出してくれたのです。
真のスパイ
ヒョウはシャタルがスパイではないことを理解していました。唯一信じてくれたヒョウに、シャタルは感激しながら付いていきます。ヒョウはスパイを誘き寄せる罠を仕掛けていて、今まさにスパイを追い詰めに向かうところだったのです。
シャタルは自分に罪を被せたスパイの顔を拝むべく同行します。そして、そこで友人のドミノと邂逅するのでした。
ドミノの正体
ヘスの子のスパイはドミノでした。ドミノがシャタルと仲良くしていたのは、スパイの嫌疑が自分にかかった際にシャタルに罪を擦り付けるためだったのです。ドミノを殺そうとするヒョウを前に、シャタルは自分が何をすべきか分からなくなってしまいます。
スパイを殺さなくてはならないという理屈を理解していても、友人であるドミノを殺したくありません。今までも敵を見逃してきたのは、自分が迫られている選択から逃げていただけだと自覚するのです。
星3スタートキャラのドミノの力では、星5スタートキャラのヒョウにはまるで敵いません。ヒョウがトドメの一撃を放とうとした瞬間……シャタルが二人の間に割って入るのでした。
逃亡劇
シャタルはドミノを連れて逃げ出します。それがアルドールに対する裏切りであることも分かっていますし、圧倒的実力者であるヒョウと敵対することだと理解した上で、それでもドミノを守ろうと決意したのです。
命からがらヒョウから逃げたドミノは、シャタルに「軍から逃げて行くところがないなら、ヘスの子に加わらないか?」と協力を持ちかけます。
シャタルがその申し出に返答しようとした瞬間、突然現れたヒョウの手によって二人共斬られてしまいます。
皇帝への報告
ヒョウを監視していたナズーから、ヒョウが確かにスパイとその協力者を殺したことが皇帝へ報告されました。皇帝はヒョウの実力を認め、スパイも排除できて一安心という様子です。
しかし、ヒョウは二人を殺してはいませんでした。殺すべきだったと分かっていながら、トドメを刺さずに帰ってしまったのです。自分に非情さが足りないことを自覚しながら、ヒョウは次の任務へ向かうのでした。
その後
一命を取り留めたシャタルは、ドミノの申し出を受け入れてヘスの子へ協力することにしました。元々罪を擦り付けるためにシャタルと親しくしていたドミノでしたが、接している内に少しずつ情が湧いてしまったようです。
一方アルドール軍内部ではスパイ騒動こそ収まったものの、軽口を叩くシャタルがいなくなったことで賑やかし役がいなくなってしまいました。今のアルドールは、シャタルがいた頃よりも重苦しい閉塞感に包まれているようです。
イベント限定装備
装備 | ステータス |
---|---|
ヒョウのグローブ | ・攻撃+20 ・装備時「ブレイドエナジー」発動 ブレイドエナジー…大剣装備時、攻撃15%アップ |
スレッジトンファー | ・攻撃+86 ・マンイーター ・両手占有 |
このトンファーが強いんですよねー。両手占有補正を受けられる上に、人系特攻付き。
イベント限定装備ということですが、並のトラマスよりも活躍が期待できる武器です。ドミノがレアリティ差を抱えながらもヒョウと戦えたのは、この人系特攻のおかげでしょう。
最近は新ダメージ計算式の兼ね合いで若干の弱体化が見られますが、真リッチより前の実装ボスには有効なので復刻の価値がある装備だと言えます。
まとめ
ヒョウがただの悪者ではなく、敵に対して情けをかけるタイプのキャラだよ、という紹介の意味があるストーリーでした。ヒョウの剣の構え方がね……。
ドミノはヘスの子とのスパイとアルドールでの仕事で心身ともに疲弊していたのですが、シャタルの明るさに救われていたようです。スパイだとバレた後も庇ってくれて、格上の相手に立ち向かい、しかも軍を抜けてヘスの子に協力してくれると言うのですから、おいおいシャタルイケメン過ぎるだろ。
シャタルとドミノはユニット図鑑からも身の上話が聞けるので、経験値素材や覚醒素材に余裕がある方は是非最高レアリティまで覚醒させて図鑑を覗いてみてください。
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