【FFBE】FFBEオリジナルキャラ紹介その18
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)のオリジナルキャラ紹介第18回です。今回は光輝のヴェリアスことシトラのラピス人との触れ合いを描いた物語「軋んだ光」を紹介します。
連載第18回
ストイベの復刻が始まりました。新規のストイベなしに復刻のみが開催されるのを果たして復刻と呼ぶのが適当かは分かりませんが、とにかく当時遊んでいなかった方には朗報でしょう。スレッジトンファーとか強力なので必ず確保しておいてください。
ストイベ開催の流れがちょっと変わったところで、久しぶりにストイベ紹介でも。今回はちょうど1年前に開催されたストーリーイベント「軋んだ光」を紹介します。
今日のリコドキが軋んだ光の登場人物回だったので、書こうかなと思ったのです。ストイベではありますが本編に関わる部分があります。基本的にはストイベ内で描写されている部分だけ紹介します。
軋んだ光
光輝のヴェリアスの武器である銃はパラデイアの物。ラピスの技量では点検も修理も難しい銃でした。しかし、異なる世界の武器であっても完璧に構造を理解し、修理できる凄腕の技師がいました。孫娘と2人で辺境に住む老人、マクメディです。
シトラは銃の点検が必要になる度にマクメディの元に足を運び、マクメディやその孫ロッティと顔馴染みになっていきました。特に孫娘のロッティはシトラが訪問すると大変喜び、わざわざ良い服でおめかしして迎えようと言う程です。
シトラは天真爛漫なロッティを面倒に思いつつ、その姿に幼い頃のサクラを重ねて無碍にはできません。ラピスの人間の中にも心を通わせられる者はいるのだと思ったシトラに、ある悲劇が襲います。
主な登場人物
キャラ | 活躍 |
---|---|
シトラ | ・今回の主人公 |
ロッティ | ・マクメディの孫 ・父親と母親はいない ・シトラを姉のように慕っている ・黒魔法の素養があり、祖父に魔法を扱う銃を作ってもらう |
マクメディ | ・凄腕の技師 ・人のほとんど訪れないボロ小屋に店を構える ・無口で無愛想だがロッティのことを大切に思っている |
常闇のヴェリアス | ・シトラが1回だけガチャ引いたら出ちゃったビジョン ・呼んだ瞬間に劫火と王土に見つかり、本人だと誤解される ・大戦時の状態で呼び出されたため今のレーゲンを知らない |
レーゲン | ・常闇のヴェリアスの中の人 ・妻であるソフィアがシトラに殺される |
シトラ
シトラは光輝のヴェリアスの中の人で、武器はもちろんロックマンよろしくサイコガンです。しかしラピスの銃は全て拳銃やライフルなどであり、サイコガンを扱える技師は全くいませんでした。唯一シトラの銃を修理できるマクメディを見つけ、マクメディの店に通うようになりました。
ある日来店した男が、シトラの銃に目をつけます。珍しい形の銃に値打ちがあると考えた男は、仲間とともにシトラを襲いました。とはいえシトラの実力の前に手も足も出ず、銃は奪われずシトラ本人もノーダメージで事なきを得ます。
しかし男は銃を奪うことを諦めておらず、後日ロッティとマクメディを誘拐しシトラを脅迫するという凶行に及ぶのでした。
ロッティ
ロッティはマクメディの孫娘で、祖父と2人で暮らしていました。幼い頃から父親と母親がいない環境で育つことを寂しく思っていましたが、最近は常連であるシトラがよく面倒をみてくれることが嬉しく、シトラを「おねーちゃん」と呼んで慕っていました。
マクメディに「シトラとは姉妹のようだ」と言われると、初めてできた姉の存在にさらに喜び、ますますシトラに懐いていきます。両親を知らないロッティは自分のそばにいてくれる存在に飢えていたため、姉として接してくれるシトラの存在を嬉しく思っていたのです。
ある日、シトラの銃を求める男達に人質として連れ去られてしまいます。シトラが誘拐犯に連れ去った場所を吐かせて駆けつけた時、祖父共々既に亡くなっていました。
マクメディ
マクメディはロッティの祖父で、銃を専門とする修理工です。銃に対する高い知識と技術は目を見張るものがあるのですが、口数が少なくたまに喋れば悪態ばかりという始末なので客商売には向いていなかったようです。
ロッティの母方の祖父で、娘夫婦とは折り合いが悪くロッティともほとんど顔を合わせたことがありませんでした。しかし娘夫婦が亡くなってロッティを引き取った際には、不器用ながらも孫娘を育てようと四苦八苦していたようです。無愛想なマクメディですが、ロッティと共に暮らすようになってからは不思議と笑顔を見せることが増えました。
しかし、シトラの銃を求める男達に襲われ命を落とします。人生の中でほとんど人と関わることのなかったマクメディですが、最期の瞬間まで最愛の孫娘のことだけを案じながらその生涯を終えるのでした。
ラピスにおける心の拠り所となっていたマクメディとロッティの死はシトラに衝撃を与え、レーゲン奪還に向けて本気で活動を開始します。
常闇のヴェリアス
常闇のヴェリアスはシトラが呼び出したビジョンです。出来心から1回だけガチャを回したら出てしまい、一度は喜んだもののビジョンの常闇は口を開くことがありませんでした。これでは意味がないと思ったのも束の間、召喚した常闇を劫火と王土に見つかってしまいます。
劫火と王土はついに常闇が戻ってきてくれたのだと喜び、勝負を挑みます。自分が呼び出したビジョンに過ぎないと言いそびれたシトラは、結局常闇のビジョンをそばに置くことに決めるのでした。
しばらくはそれでよしとしていたのですが、ロッティとマクメディの死により復讐心を滾らせたシトラはビジョンの常闇ではなく、オリジナルのレーゲンを手に入れようと決意。グランシェルト城下町へ向かい、レーゲンに会いに行くのでした。
レーゲン
レーゲンは元々光輝のヴェリアス達の仲間だったのですが、ある時を境に鎧を脱ぎ、グランシェルトで平和に暮らしていました。しかしシトラはレーゲンを仲間に戻すべく、グランシェルトにやってきます。
色々あってレーゲンと再会し、なんやかんやあってレーゲンの妻であるソフィアを殺害したシトラ。自分が求めるもののために他の命を奪うその姿は自分が忌み嫌った、ロッティとマクメディの命を奪った野盗達と何ら変わらないと自分自身に絶望するのでした。
半ば自暴自棄となったシトラの前に、ヴェリアス達が詰め寄ります。何故常闇のヴェリアスは口を開かないのか、と。シトラが常闇が本人ではなくビジョンに過ぎない、本物のレーゲンではないと説明しようとしたその時、ビジョンの常闇が口を開きました。
ビジョンの常闇
ビジョンの常闇はシトラに召喚された時から、ずっとシトラのそばにいました。そしてシトラがどのようなことを悩み、苦しみ、復讐を望むのか。その全てを理解したのです。ビジョンの常闇はヴェリアスの望みである復讐に手を貸すと誓います。
しかし、シトラはビジョンの常闇を信じていません。オリジナルのレーゲンは自分たちと袂を分かった。であれば、いずれビジョンの常闇も自分を裏切るだろうと。シトラはオリジナルのレーゲンがヴェリアスを抜けた理由を話そうとしましたが、ビジョンの常闇がそれを止めます。
たとえオリジナルのレーゲンと戦うことになっても、シトラの味方であり続けると宣言したビジョンの常闇。こうして光輝は喋るようになった常闇を味方に加えて計画を進めていくのでした。
イベント限定装備
装備 | ステータス |
---|---|
エナジーガン |
・攻撃+58 ・麻痺付与30% |
サマナーホーン |
・防御 +3 ・精神 +3 ・魔力+15% ・精神+15% ・召喚魔法時、幻獣のステータスを10%アップ |
サマナーホーンは数少ない召喚魔法に関する装備です。必須度は高くないものの、入手機会も限られるので復刻されたら必ず入手しておきましょう。
エナジーガンは……アリーナに銃使いを編成する場合に装備させておくといいかもしれない程度です。
まとめ
マクメディやロッティと接する幸せそうなシトラから、一転して鬱方向に舵を切るなかなか衝撃的なストーリーでした。本編に繋がる都合上ハッピーエンドとも若干言い難いですしね。本編ネタバレの都合で、今回は画像を一番下に置きました。
戦場に立つ戦士が死ぬのはある程度仕方ないにしても、非戦闘要員かつ老人と幼子の死というのは結構鬱ポイント高いでしょう。シトラと会える日を毎日楽しみにしているロッティの楽しげな様子を見るとなおさらです。
本編に関わる部分を極力省いて書いたので繋がらない箇所があるかと思いますが、ストイベ復刻も始まったということで近々実際に読める機会が来るかもしれないので興味があったらその際に読んでみてください。
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