【FFBE】ブロッカーが活躍したガチャ
FFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)で今までに実装されてきたガチャキャラについてです。今回は2人同時に星5キャラがピックアップされているパターンに焦点を当てて紹介します。
シャントットは輝源をプレゼント
9/20からのログインボーナスとして、連邦の黒い悪魔シャントットの輝源が配布されます。同キャラ2体引かなければいけないガチャのハードルを緩和する大変良い施策ですね。これでセルランが上がったら今後も輝源を定期的に配ってもらえるかもしれません。
リリゼットに関しては輝源が貰えませんが、まあこちらは常設キャラなので必要であればセレチケを使いましょうということで。今回はそんな2人にちなんで、星5キャラが2体同時にピックアップされている特徴的なガチャの振り返り回です。
①ティーダ&ヴィルヘルムガチャ
キャラ | 性能 |
---|---|
ティーダ | ・当時最高倍率の全ステバフ持ち ・豊富な種族特攻 ・高倍率の水耐性バフが当時の難関クエストに刺さる ・自前水武器+水耐性デバフからのクイックトリックが破格の性能 |
ヴィルヘルム | ・星6の時点では全体物理攻撃をかばえない ・引きつけカウンター物理壁として活躍 |
FF10からティーダが初参戦した時、FFBEオリジナルキャラであるヴィルヘルムとの抱き合せで実装されました。
ヴィルヘルムは確かに優秀な性能でしたが、まだ全体物理攻撃をかばうことができなかったためスノウなど他のキャラで間に合ってしまう程度の性能でした。一方ティーダは他のキャラとは一線を画す性能を誇っており、原作ファンからの人気も相まってヴィルヘルムが巨大な壁として立ちはだかります。
星7覚醒後はクイックトリックのチェインの使いにくさとイカサマのダイスへのテコ入れ、そしてヴィルヘルムの大幅な強化もあって評価は逆転しました。
②白蓮フィーナ&クンシラガチャ
キャラ | 性能 |
---|---|
白蓮フィーナ | ・当時最強ヒーラーのアヤカに並ぶ逸材 ・全体リレイズ付与の頻度だけで言えば今でも優秀な部類 ・ストーリーでも出番が多く人気は高い ・れんぞくま持ちなのでバ系魔法とも好相性 |
クンシラ | ・5属性を扱える汎用性の高さ ・ボスに多い人/獣に特攻 ・攻撃しつつ属性耐性バフもこなせる ・当時ストイベで背景の掘り下げもされた |
白蓮フィーナは当時最強格のヒーラーでもあったため破格の人気を誇り、セルラン1位を達成した程。1体で揃えば十分戦力にできる環境であったこともあり多くの方が引いたことでしょう。
公式側も「フィーナのガチャでセルラン1位を……」とコメントを出していましたが、ちょっとストップ。フィーナガチャと言い切ってしまっていると、クンシラ目当てで引く人はいないと分かっていたような印象を受けてしまいます。
ストーリーの根幹に関わるメインキャラであるフィーナを推すのは当然ですが、ならばクンシラを同じ筐体に混ぜる必要はなかったはず。リドとかは単独ピックアップでしたから。同筐体同確率で排出されるクンシラの立ち位置がやや不遇でした。
③セフィロス&リーラガチャ
キャラ | 性能 |
---|---|
セフィロス | ・あらゆるチェイングループに参加できる汎用性 ・当時最高の攻撃力を誇るトラマス報酬 ・ボス数最多の人系に特攻持ち |
リーラ | ・精神依存物理アタッカー ・当時最難関だった星3召喚獣を総ナメする圧倒的火力 ・ヒット数が多くチェイン数を稼ぎやすいアビリティ持ち |
セフィロス&リーラガチャは「FFBEにセフィロス参戦!」と大々的にCMが打たれ、長い間宣伝されました。確率アップ+1体確定のステップアップガチャも開催され、これまた多くの方が引いたと思います。
ガチャ開始前はセフィロスが当たりでリーラがブロッカーと言われていたものの、蓋を開けてみればリーラの方が当たりでした。精神依存アタッカーなので育成は難しいものの、チェインの相方を用意できれば当時の星3召喚獣戦を軒並み5ターン以内に片付けられた程です。
結果としてリーラが当たれば大当たり、セフィロスも高性能な上に原作ファンとしても満足できる、どちらも当たりのガチャだったと言えます。しかしリーラの強さが想定外だったのか、星7覚醒時もアビリティ覚醒時も精神方面の強化があまりされませんでした。
④ゼノギアスガチャ
キャラ | 性能 |
---|---|
フェイ | ・6属性扱える汎用性の高さ ・闇攻撃+機械系特攻が星3アレキサンダー戦に刺さる ・当時主流だった両手持ち系 |
エリィ | ・4属性魔法を扱える ・特に風がヒット数が多く、チェインの相方さえいたら今でも割と強い部類 ・魔法アタッカーには珍しい機械系特攻 |
バルト | ・デバフに属性付与、分身付与と技の範囲が広い ・いざという時には攻撃にも参加可能 ・引きつけ役としての採用もできる |
キャラ | 性能 |
---|---|
シタン | ・人と機械に対する圧倒的な火力 ・4属性扱え、当時難関だった真ギルガメッシュ戦に使いやすい ・いざとなったら自己MP回復も備えているので長期戦も可能 ・刀使いかと思いきや、トンファー持ったり銃持ったり多彩な運用方法が見られた |
マリア | ・短距離グラビトン砲チェインの先駆者 ・魔法キャラで絶・明鏡系チェインに参加できる珍しい性能 ・機械系特攻持ち |
2ヶ月連続で開催されたゼノギアスコラボですが、これも明確なハズレはなく全員が当たりと言える優秀なキャラが揃っていました。当時の難関クエストが真ギルガメッシュや星3アレキサンダーで、人系特攻や機械系特攻が刺さりやすかったのも追い風です。
5枚集めると交換券で任意のキャラを1体確定で貰えるのですが、その交換券がイベント報酬で2枚貰えたのも嬉しいポイントでしょう。15,000ラピスで1体確定交換できたわけですね。
⑤FF4ガチャ
キャラ | 性能 |
---|---|
漆黒ゴルベーザ | ・扱える属性数が非常に多い ・様々なチェインに参加できる |
ルビカンテ | ・同キャラチェインができればそれなりに火力が出る ・火/氷属性耐性が高い ・火属性の専門家が最近同じFF4から出てしまった |
四天王と四天王を束ねる存在が同格なのがまず疑問点ですが、この辺りから同時ピックアップキャラの片方の扱いが露骨になり始めます。
ルビカンテは実装当時から「ゴルベーザなら火も含む色んな属性を使えるから、火属性しか使えないルビカンテは……」という評価でしたが、肝心の火属性特化の個性もパロム&ポロムに奪われ存在意義抹消の危機に陥っています。
⑥ニーアオートマタガチャ
キャラ | 性能 |
---|---|
A2 | ・当時主流な両手持ち絶・明鏡系アタッカー ・機械系に特攻 ・バーサク+攻撃バフによる絶大な火力を誇るが修正される |
2B | ・連撃アビリティを持たないため二刀流運用推奨キャラ ・星7覚醒で強化を果たすもこの時期は二刀流不遇環境 ・生放送における唯一の褒めどころが「コスパがいい」 ・でもトラマス装備しないとMPが回復しないのでコスパは大分悪い |
ニーアオートマタコラボガチャでは新実装であるA2が積極的に推され、既存キャラの2Bは少々残念な扱いを受けていました。2Bは既に数体確保している方がいてあまり強化したくない事情があったのかもしれません。
最初はA2が当たりで2Bがブロッカーのような扱いでしたが、A2の自己バーサクを活かした戦法が修正されたため並の絶・明鏡系アタッカーと比べて個性のない立ち位置に落ち着きました。トラマスが武器+属性付与手段なしではむしろ見劣りするレベル。
結果ニーアコラボの一番当たりは星4スタートの9Sと言われることもあり、原作を知らない方からすると一体この2人は何だったのか感が否めません。ちなみにゼノギアスの時にあった、イベント参加で貰える2枚の交換券も消えていました。
⑦FF13ガチャ
キャラ | 性能 |
---|---|
閃光ライトニング | ・二刀流時武具攻撃力+100%のトラマスが破格の性能 ・CGLB付き二つ名主人公の第一弾 ・開幕LBゲージ満タンの特性持ち |
未来へのホープ | ・広範囲の属性耐性バフが撒けるバッファー ・豊富なチェインアビリティで攻撃にも回れる ・当時は希少な魔法ダメ軽減持ち ・デバフもできる! という触れ込みだったが…… |
「ナンバリング主人公にCGLBを付ける!」「主人公はLBレベル40まで上げられる!」「ライトニングは開幕LBゲージ満タンなのでLBがすぐ撃てる!」「トラマスは二刀流版バスターフォーム!」と、これでもかと推された割に単独ピックアップではありませんでした。
この時期はアタッカーのインフレが驚異的な速度だったため閃光ライトニング自身もすぐ埋もれましたが、トラマスは非常に使い勝手が良く1つは確保しておきたい性能をしています。今でもお世話になる方は多いでしょう。
未来へのホープもバッファーの中では上位の性能ですが、そもそもバッファーの席が失われつつあるのが苦しいところ。トラマス性能もライトニングと比較すると見劣りすることもあり、早急な潜在解放が望まれます。
⑧FF3ガチャ
キャラ | 性能 |
---|---|
オニオンナイト | ・4属性を扱える汎用性の高さ ・属性耐性が高い+耐性バフ持ちで継戦能力も優秀 ・事前準備が面倒なものの、準備を済ませれば非常に高火力 ※フェス限定 |
まどうしハイン | ・原作を意識した守りながら戦える魔法アタッカー ・火/氷/雷の3属性魔法を扱える ・LBを使えば被ダメ軽減も張れるので、擬似的にバッファー枠を兼ねる |
FF3ガチャは良いガチャでした。ステップアップの最終段がオニオンナイト確定だったため、常設のハインよりフェス限定のオニオンナイトの方が取りやすいように設計されていたのです。
セレチケ使用可能なハインより、セレチケ使用不可のオニオンナイトの方が取りやすいよう配慮されているのは嬉しいガチャだったと言えるでしょう。もちろんハインが欲しい方のために、交換券からは両方選択可能でした。
⑨FF15ガチャ
キャラ | 性能 |
---|---|
ノクティス王子 | ・多彩な自己バフを絡めての強力なフィニッシャー ・物理アタッカーとして引く価値は大いにアリ ※フェス限定 |
アルドール王レイン | ・2ヶ月前に単独ピックアップされた ※フェス限定 |
FF15ガチャは過去最高に荒れたように思います。新キャラのノクティス王子が既存キャラと同確率での抱き合わせ。ものの数日でルナフレーナ緊急参戦。ルナフレーナはルナフレーナで白百合フィーナとの抱き合わせ。
新キャラの排出確率を少しでも下げたかった、そしてノクティスでラピスを消費させてからルナフレーナを出したかった意図がうかがえるガチャでした。普通にノクティス王子とルナフレーナの同時ピックアップだったらまた話も変わったのでしょうが。
やや性能の低い新キャラをブロッカーとするのではなく、既存キャラをピックアップ対象にしてブロッカーとして使うのはなかなかの妙手。オニオンナイトの時とは違い、最終段がランダム確定なところもポイント高いですね。
⑩FF4ガチャ
キャラ | 性能 |
---|---|
聖騎士セシル | ・現状最強の魔法壁 ・バフアビリティが充実している上にリレイズまで付与できる ※フェス限定 |
パロムポロム | ・火属性に限れば現状トップクラスの魔法アタッカー ・分身付与や被魔法ダメ軽減など補助アビリティが充実 ※フェス限定 |
FF4ガチャは同時ピックアップかつ、同時フェス限排出です。どちらもフェス限定で同格なため、セシルの方が取りやすいということはなくパロム&ポロムと扱いが変わりません。
更新頻度の遅い魔法壁と、数多いる火属性魔法アタッカーで主人公でもないキャラ。正直同格扱いには無理がある気しかしません。かくいう私もセシル0のパロム&ポロム6だったので見事にブロックされてしまいました。しかもスパトラの性能が低い……。
⑪FF9ガチャ
キャラ | 性能 |
---|---|
尻尾の少年ジタン | ・風属性物理攻撃に限っては現状トップクラス ・自身や味方に分身を付与しながら戦えるため物理攻撃に強い ・女の子をかばうによる事故要素を持つ ※フェス限定 |
ブルメシアの竜騎士フライヤ | ・飛び上がる瞬間にも攻撃ができるジャンプアタッカー ・地に足をつけてフィニッシュ攻撃を撃てるキャラが多い環境が辛い |
黒魔道士の少年ビビ | ・火/氷/雷の3属性チェインが可能 ・闇属性フィニッシュアビリティ「ジハード」が驚異的な火力を誇る |
FF9ガチャは3体同時ピックアップで狙ったキャラを当てにくくなっている上に、ステップ最終段では3体の中からランダム排出。フェス限定のジタンの倍の確率で常設キャラが排出されます。
星7覚醒に2体必要なFFBEの仕様においてこのガチャは渋すぎます。ジタンに女の子をかばう事故要素があり、セシルではなくシャルロットを使ってるプレイヤーが使いにくい点は不幸中の幸いだったかもしれません。
セシルがもう少し取りやすく、多くのプレイヤーが聖盾シャルロットから乗り換えていれば……。ちなみにフェス限ジタンが注目される裏で、常設のビビがジハードで高ダメージを叩き出せていたのがこのガチャの真のオチかもしれません。
⑫惜しくも候補外になったガチャ
ガチャ | 内容 |
---|---|
FF10ガチャ | ・ユウナとルールーの同時ピックアップ ・虹確率3%初めてのガチャ ・ルールーを星5スタートにしたのはユウナの確率を下げるためでは? ・生放送での紹介もユウナの話が中心で当たり扱いが際立った |
FF15特別11連ガチャ | ・FF15キャラの中から星5スタートキャラが1体確定排出される ・ノクティスはいるがノクティス王子はいない ・運営側が型落ちと暗に決めたキャラを入れ、新キャラを入れないのはブロックでは? ・そもそも限定ボックスみたいなものなので候補外に |
DQ11Sガチャ | ・ガチャを引く権利を得るためにガチャを引く召喚鍵システム ・敵陣営がブロッカーで味方陣営が当たり? ・ウルノーガはやや手間がかかるものの性能はかなり高くブロッカーには該当しないのでは? ・ホメロスはトラマス/スパトラ狙いで取る価値がある ・イベント報酬だけで星7覚醒に至るプレイヤーが僅かでもいる以上、一応イベント報酬とも見れる |
KHガチャ | ・リクとセフィロスに加え、ソラとクラウドの復刻ピックアップ ・8ヶ月前のアタッカーがアビ覚無し潜在解放無しで再びピックアップされるのは…… ・ステップアップの筐体は分けられてたしスパトラは今でも優秀。選択肢がある分だけブロッカーには該当しないのでは? |
他のライターとの話に上がったものとしては、この辺りのガチャもありました。
KHガチャはソラとクラウドのアビリティ覚醒と同時に開催されれば盛り上がったように思いますが、ここ数ヶ月沈黙しているのが残念なところ。ソラに至ってはスパトラが優秀だったのにリクがもっと優秀だったので追い打ちをかけられました。
まとめ
2体以上同時に星5スタートキャラを追加する時は筐体を分けて欲しいですね。FF5ガチャやヴァルキリープロファイルガチャなど筐体を分けている前例を見ると、FF9ガチャの揃えにくさが際立ちます。1体で十分なら仕方ないと思いますが、2体必要なので。
少しずつブロッカーの力が強くなっていきフェス限キャラを揃えられない環境が形成されつつありますが、そんな中でのシャントットの輝源配布は大変、非常に、この上もなく嬉しいものです。今後も定期的に輝源が配られるのか、あるいは4周年で輝源によるプラスを上回る大寒波がまた来てしまうのか。4周年まで残り1ヶ月。期待して待ちましょう。
ところで
現在の有償ラピス
価格 | ラピス量 | 1ラピスの値段 |
---|---|---|
120円 | 120個 | 1円 |
480円 | 500個 | 0.96円 |
840円 | 1,000個 | 0.84円 |
1,400円 | 1,800個 | 0.778円 |
3,000円 | 4,000個 | 0.75円 |
5,800円 | 8,000個 | 0.725円 |
8,800円 | 12,500個 | 0.704円 |
増税後に伴う価格変更後の有償ラピス
価格 | ラピス量 | 1ラピスの値段 |
---|---|---|
120円 | 120個 | 1円 |
480円 | 490個 | 0.98円 |
840円 | 980個 | 0.86円 |
1,400円 | 1,760個 | 0.8円 |
3,000円 | 3,920個 | 0.77円 |
5,000円 | 6,750個 | 0.74円 |
9,800円 | 13,600個 | 0.72円 |
10月10日の17時からは増税に伴いラピスの価格が変更されます。
一番お得なパックでも1ラピスの値段率も上がってしまうため、将来的に長く遊びたい場合は今のうちにラピスの買い貯めをする……のも視野に入るかもしれません。先行きが分からないのであまりおすすめはできませんが、一応そんな選択肢もあるということで。
関連記事
アルテマFFBETwitter | Q&A |
雑談掲示板 | ガチャ研究所 |
ぞう
FFBEの攻略情報をまとめています。
※アルテマに掲載しているゲーム内画像の著作権、商標権その他の知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します
▶FFBE公式サイト