【FFRK】サンクレッド、哀しき男【340】
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ザ・中途半端、サンクレッド
FFRKではFF14のアタッカー兼補助枠として活躍しているようなしていないような、微妙な立ち位置のサンクレッド。現在開催中のFF14マルチでも、ヤ・シュトラは引っ張りだこですが、サンクレッド使用者はほとんど見ることがありません。
RKのキャラ解説では、
「行く先々で女性にロマンを語り、愛の詩を捧げてみせるが、目を見張る短剣の使い手であるなど、ただ者ならぬ雰囲気を持つ」
と書かれていますが……実は14本編のサンクレッドは、最近のメインストーリーで見た目も中身も大きく変わり、ほとんど別人となっています。
今回は、RKで影が薄すぎてナチュラルかくれる状態となっている、サンクレッドという1人の人間が抱える心の闇に迫ってみます。
実は14本編のラスボス(のようなもの)だったサンクレッド
頼れる兄貴だったのに……
FF14では、ゲーム開始時に「ウルダハ」「グリダニア」「リムサ・ロミンサ」の三都市のうち1箇所をプレイヤーが選択し、そこから冒険がスタートします。この時、リムサ・ロミンサを選ぶとヤ・シュトラが、グリダニアを選ぶとイダ&パパリモが、そしてウルダハを選ぶとサンクレッドが、それぞれ主人公(プレイヤー)を「暁の血盟」にスカウトする役として登場します。
私はウルダハスタートだったので、ストーリー序盤でサンクレッドと出会い、サンクレッドの手引きで暁入りする事になりました。当時はまだ、頼れる先輩という印象でした。
FFのお約束「精神乗っ取られ男」、それがサンクレッド
ゲーム序盤ではRK内のキャラ紹介通り、キザでスカした野郎だったサンクレッド。
ストーリーが進むにつれて、どうやら敵のスパイが暁内部にいる疑惑が浮上し、実はサンクレッドが敵陣営の「アシエン・ラハブレア」という人物に憑依されていたせいで情報がだだ漏れだった事が判明。
そして、このアシエンなにがしという輩こそが、FF14新生編のラスボスでした。FF14はMMOなので、定期的にパッチでストーリーの続きが追加されていくスタイルのゲームです。ザックリ説明すると、「旧FF14→新生FF14本編→新生編~蒼天編までの繋ぎパッチ→蒼天編→蒼天編~次の拡張ディスクまでの繋ぎ(今ココ)」という流れとなっています。
で、光の戦士(プレイヤー)はアシエンに身体を乗っ取られたサンクレッドと戦う事になります。
「私を殺すということは、私が取り憑いたこの男を殺すということだぞ?フハハハハハ!さぁどうする!」
ラスボスらしからぬ小物臭漂うセリフをアシエンが吐いてきますが、容赦なく8人がかりでブチのめします。
ダンジョンの制限時間やら周回効率やらのせいでサンクレッドの身を案じている暇なんてないので、全力で攻撃する光の戦士×8。
結局は全力タコ殴りが正解で、HPを削り切るとイベントが発生してアシエンとサンクレッドを光の謎パワーで切り離して救出……という展開になります。
その後、救出されたサンクレッドは「暁の中で俺だけあんまり役に立ってなくて、色々焦ってたらアシエンがそこにつけこんできたぜ!すまんかった」と心情を吐露します。
「いや、サンクレッド以外の暁も大体役に立ってないから気にすんなよ相棒!」とは言えない光の戦士(プレイヤー)は、落ち込むサンクレッドを放っておいて冒険に戻っていきます。このあたりから、サンクレッドはネタキャラとして扱われ始めてしまいました。
NINJYAフラグを立てるサンクレッド
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これまで剣一本でのシンプルな戦闘術がメインだったサンクレッドですが、実は双剣術に長けている事が判明します。海賊が治める都市国家リムサ・ロミンサのゴロつきだったサンクレッドは、地下組織との繋がりがあり、船乗りの間で発展していった双剣術こそが彼の本領だったのです。RKでのサンクレッドは、このあたりが再現されたキャラクターとなっています。
同時期にドマ国の難民「ユウギリ」が登場し、サンクレッドと出会う事で「ドマの剣術とその双剣術を組み合わせたら強そうじゃね?」という事で意気投合します。新ジョブ「忍者」実装フラグが立った!!とプレイヤー間で話題になります……が、全く関係ないところから新キャラの忍者が登場し、そのまま忍者ジョブ実装、「サンクレッドとユウギリのあれは何だったの」という状態になります。
RKではバリバリの忍者キャラですが、実際は忍者要素がありそうで無い、単なるシーフ。それがサンクレッドという男です。
空気化するサンクレッド
そこから蒼天編直前までの間、サンクレッドは完全に空気になります。暁に新メンバーが加わったり、モミアゲが長いアシエンが登場したり、人間が召喚獣(蛮神)化したり、激動のストーリーの中でサンクレッドが何をしていたか、ぶっちゃけ全く覚えていません……。多分、特に何もしてなかったんでしょう。
蒼天編直前のシナリオで、光の戦士(プレイヤー)はウルダハの女王暗殺の濡れ衣を着せられ、サンクレッド、ヤ・シュトラなどの暁は脱走中に散り散りとなり、全員行方不明になります。
サンクレッド、新生
蒼天編がスタートし、無事ヤ・シュトラと再会する光の戦士ことプレイヤー。この調子で暁のメンバーを探して、暁再結成だ!という展開の中、以前に倒したはずの蛮神「ラーヴァナ」が出現します。
よっしゃ、ラーヴァナ倒すぜ!と敵陣に乗り込むと、光の戦士が到着したと同時に、何者かがラーヴァナを倒してしまいます。
「おっ!?ついにサンクレッド再登場か?」と思いきや、全くの別人。我々のラーヴァナを先に狩った、いやらしい「闇の戦士」を名乗る謎の一行は、突然光の戦士に襲いかかってきます。この闇の戦士もいつかはRKに実装されそうなポジションのキャラですね。
と、その時!!突然闇の戦士に向けて放たれるクナイ。視線の先にいた助っ人の正体は――
……??誰?
あっ、サンクレッドですね。ヒゲを生やして隻眼になって、随分印象が変わりました。声もやたら低くなり、優男から渋いおじさんにすっかりイメチェンしていました。ドレスレコード実装、待ったなし!
サバイバル生活が男を変える
再会までの間に何をしていたかをサンクレッドに尋ねると、女王暗殺の嫌疑をかけられて脱走する際に、ヤ・シュトラが使用した「なんかすごいチート級のテレポ」に巻き込まれ、衣服が消えた状態でドラヴァニア地方の山奥に1人飛ばされるという憂き目に遭っていた事を話してくれました。
そこからは、生きるために必死さ。 なんせ、素っ裸だったからな。素っ裸で野山を駆けまわり、石を削ってナイフを作り、獣の皮を剥いで衣服を用立てるサバイバル生活を通して、サンクレッドは野性味溢れる大人のオトコに変わりました。
サンクレッド、哀しき男
女好きのナンパ男という設定があるサンクレッドですが、実はそういったチャラチャラした面はブラフだったという事が判明します。
暁のリーダー「ミンフィリア」はサンクレッドと兄妹同然に育ちますが、どうやらミンフィリアはサンクレッドに兄以上の感情を抱いてしまっているご様子。ミンフィリアを妹としか思えないサンクレッドは、あえて女好きのフリをすることでミンフィリアの気持ちを躱すようになったとの事。ネトゲ恋愛は色々大変みたいですね。
しかし、ミンフィリアは紆余曲折を経て、星の中心にあるクリスタルと同化し、「ミンフィリア」としての人格がほとんど消えた状態となります。
ミンフィリアを失ったサンクレッドは口数が減り、哀愁が漂い始めます。ヒゲ×隻眼×哀しみの相乗効果でさらに渋さを増すサンクレッド。そろそろ「LEON」とか「Safari」からオファーが来そうです。
誰かに判断を委ねるのは構わない。だが、その生き方を選んだ結果は、必ず自分の周りに返ってくるぞ。ちょっと前まで「デートの誘いが多くてね。断るのに大忙しだったのさ」とか言ってた奴とは思えないほど悟った感じのキャラになってしまいました。
舐めた口をきく若造に、哀しみを語る一幕も……。
オマエに何がわかる!英雄の一味で、自分で何でもできるオマエに、何がッ! 何でもなんて、できるものか。俺は、自分が一番大切にしていたものすら、手を差し伸べることもできずに失った……。RKサンクレッドに未来はあるのか?
最近は巨人に昇竜拳をブチかましたり、闇の戦士のストーカーになっていたり、以前の弱キャラぶりが嘘のように活躍しているサンクレッド。RKでも、いつか宙ぶらりんなポジションから脱却し、確固たる地位を築ける日は来るのでしょうか?
渋くなっただけでただのシーフである事には変わりないので、ちょっと望み薄ですかね……。肉体派になったので、上方修正で物理攻撃☆5あたりがくれば多少化けそうな気もします。
黒板ごろー
今年は色々頑張ります。
FFRK歴 | 初期から |
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スタミナ | MAX |
好きなキャラ | アーシェ、セシル、ラグナ、エスティニアン、ミンフィリア |
課金額 | 数えるのを辞めた |
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